学級通信のセレクションをして「こういうこともしていたんだ!」という発見もあり
ます。これは教師になって3年目のことです。通信名は「三年」を意識しています。

学級通信  石の上  第5号  4月10日

    「物を大切にすること」とは・・・

 いつも4月初めになると思うことがあります。
 それは、子どもたちの教科書が本当に「きれいだ」ということです。
 まだ、ほとんど使われていないから当然です。
 これが、2ヶ月、3ヶ月たつとだいぶ汚れてきます。
 特に国語や算数はよく使われるので、表紙が折れ曲がったり、角の部分がきた
なくなったりしています。
 それは、それで「よく使われた」証明で、愛着のわくこともあるでしょう。
 しかし、私からすれば、やはり長期間、ていねいに扱ってほしいと考えます。
 昨年、一人の男の子の算数の教科書がボロボロになっていました。そういうのを
見ると、やはり「物を大切にする心」を養いたいと考えるわけです。
 でも、口で「物を大切にしなさい」と言っても、子どもたちにとってはピンと来ない場
合もあるようです。
 実際に、具体的な物で指導することが効果的なようです。
 そこで、昨日、

  物を大切にする心を養うためのブックカバー作り

を行いました。(※1)
 ブックカバーといっても簡単なものです。
 上質の紙を全員に渡し、下の図(略)のようにすると、ものの十分もしないうちに真新し
いブックカバーの完成です。
 もっともこれだけでは味もそっけもありません。
 そこで、表紙に明朝体の大文字で教科名を書くように指示しました。(※2)
 子どもたちは喜んでていねいに字を書いていました。
 チャイムが鳴っても、ずっと書き続けていたほどです。
 やはり自分だけの「ブックカバー」だと大切にする気が起きるのでしょう。
 子どもたちには、次のように言って、カバー作りを終えました。

 ブックカバーは、汚すためにあるのです。カバーがボロボロになったら、また新しい
カバーを作りなさい。それが「物を大切にすること」です。


※1 ブックカバーを作りをする前に、すでに教科書にカバーをしている人が4人いました。
  このうち一人は、これから作ろうとしていたカバーを自分ですでに作っていました。
※2 早く書き終わった子どもたちは、自分の気に入ったイラストを楽しそうに書いていま
  した。

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