教育実習生を受け持つことは、子供たちにとっては大きなプレゼントです。若い息
吹から何を子供たちは感じ取ります。だから教育実習生の存在は有り難いと思って
います。担任の負担は増えますが、この通信はそれを逆手にとった実践記です。
学級通信 カルチェ・ラタン 第32号 5月26日
特別係、動き出す
教育実習生を迎えるにあたって、私は一つ考えました。「この機会に子供たちに何
かしらの力をつけたい」と。
そこで、H先生(実習生)の教育実習生の期間に、ふだんの係活動とは別に、「特
別係活動」を企画しました。
話し合いをしたのは、先週の火曜日です。そして、子供たちの希望から次のような
特別の係が生まれました。
■教え係・・・H先生に学校のことは何でも教える。
■集会係・・・歓迎の会、お別れ会等の企画・運営をする。
■遊び係・・・H先生を交えてみんなで遊ぶ。
■新聞係・・・H先生のことを記事にして新聞を作る。
■写真係・・・そのものズバリ、写真をとる。
写真係では、最初に「みんなから少しずつ集金する」という案も出ましたが、私の負担
としました(インスタントカメラ)。子供たちにカメラ・・・というのはなじまないと考えられる方
もおられるかもしれません。しかし、低学年の生活科では積極的に活用している学校もあ
ります。(注:佐藤、8年前の話です。今とは隔世の感があります。)
さて、昨日、これらの係活動が実質的にスタートです。まずは、改めてH先生を歓迎する
会が持たれました。
ようこそ5年1組へいらっしゃいました。
みんな、先生がくるのを楽しみにしていました。
私たちのクラスは、明るく楽しい元気なクラスです。
1ヶ月間、いっしょに勉強したり、遊んだりして、いい思い出をつくりたいです。
このようなSさんの歓迎の言葉から始まりました。
そして、子供たちの自己紹介、H先生の紹介が続きます。
やがて質問コーナーになりました。最初は、「どんなことを聞こうか」と考えていた子たち
も、S君の「好きなスポーツは何ですか」から、口が滑らかになってきました。(この答えは
サッカーでした。)
続いて、「好きな食べ物は?」「マーボ豆腐です。」
「好きなテレビ番組は?」「ウゴウゴルーガです。」
その次に、Rさんの鋭い質問。
「どうして先生になろうと思ったのですか」(採用試験の面接みたいです。)
「小学校の時に『熱中時代』というテレビがあって、それを見て、ずっと先生っていいなあ
と思っていました。」
心の中で、私はクスクス笑っていました。
というのもH先生の「小学校」という部分を「高校生」に変えると私のことになるからです。
♪♪♪「ぼくの先生は〜(フィーバー) 嵐を巻き起こす〜(フィーバー)」♪♪♪
というメロディーがふと浮かんで来ました。H先生も、我がクラスに嵐を巻き起こすぐらいの
ファイトでいることでしょう。
動き出したのは集会係だけではありません。
写真係はさっそく歓迎会の様子をパチリと写真にとりました。
教え係も、給食の時のこと、そうじ区域のこと、学校の案内と大忙しです。新聞係は、すで
に記事を書き始めましたし、遊び係も遊びの計画を立てています。
子供たちの特別係、楽しみです。
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