2ヶ月もの長期出張。教師になって「授業ができない」初めての経験でした。
復帰してから、毎日がとても新鮮でした。
学級通信 カルチェ・ラタン 第92号 11月24日
再び、よろしく
2ヶ月ぶりに見る小学校の風景はすっかり変わっていました。
皆様に激励会を開いていただき、アメリカへ旅立った頃はまだまだ暑く、半袖で
過ごしていました。校庭の樹木も緑がいっぱいでした。
それが、紅葉の時期もすでに過ぎ、初雪が舞った中を小学校に戻ってきました。
やはり2ヶ月という月日の長さを感じました。
でも、それは一瞬のこと。
11月22日。月曜日。
全校朝会で子どもたちの前で立って、5年1組の子どもたちの変わりない顔を見て、
まずホッとしました。そして、チャイムの音を聞いて、「ああ、本当に日本の学校に戻っ
てきたんだなあ」と安心しました。(アメリカの小学校には、全校朝会もチャイムもあり
ませんでした。)
そして何よりも、子どもたちに対して授業ができることが大きな喜びでした。アメリカで
は数時間授業をしましたが、それ以外はほとんど参観です。最初は、「参観も気楽でい
いな」と思っていましたが、そのうち授業ができないことが苦痛になってきました。教師
にとって、授業をする時間を奪われるということが、これほどつらいものなのかということ
を実感しました。
1時間目。
さっそく、この2ヶ月間のことを聞きました。子供たちは、いろいろと話してくれました。
9月のマラソン大会で女子ががんばって学年2位になったこと。
陸上記録会で一生懸命に応援をして、圧倒的な強さで上位を占めたこと。
文化祭の直前、図工と習字を毎日のようにして作品を仕上げたこと。
市内音楽会で、緊張しながらもベストを尽くせたこと。
そして、一昨日岩谷堂箪笥の見学にいってきて、高価な箪笥をじかに見てきたこと・・・。
考えてみれば、2学期のほとんどの行事が過ぎてしまっているわけです。再度この2ヶ月
間という長さを実感しました。
そして、この忙しい時期を私に代わって担任してくださったK先生、教科の指導をしてくだ
さった3人の先生方に感謝の気持ちでいっぱいでした。
特にK先生には、アメリカにまで子どもたちの手紙を送っていただきました。あの手紙にど
れだけ励まされたことかわかりません。
そのお返しというわけではありませんが、この2ヶ月間の感謝の気持ちを国語の時間に書
かせました。思い出がいっぱいあるので、子どもたちもどんどん原稿用紙を埋めていきました。
帰りの会に、K先生に教室に来て頂き、委員長から「お世話になりました。ありがとうござい
ました。」とその手紙が渡されました。
K先生は、この2ヶ月間の子供たちのいい面を話してくださいまいした。
しかも急な辞令で、K先生は別の小学校の教頭先生になられます。今日が離任式でした。
この小学校最後の授業を5年1組でしてくださったことになります。
私からも改めて感謝したいと思います。
さて、私にとっては改めて5年1組の担任としてのスタートです。
2学期は残り1ヶ月あまり。今までと同様に皆様のご協力をお願いいたします。
次に続く トップに戻る