思春期になるといろいろと子供たちも考えます。そのような子供たちが自分を見直す
授業です。
学級通信 ロマン・シューレ 第165号 12月14日
ぼくにはいいところがある。
人生に花をさかせよう。
9日に小中交流会がありました。
これは、中学校の先生方に6年生の授業を見ていただくものです。
6年1組では、学級活動の授業を行いました。子供たちは、「学級活動?何の話し合
いをするのですか?」と感じていたようですが、何も学級会ばかりが学級活動ではあり
ません。その日は、「自分や友達のよい所を見つけよう」という授業をしました。
授業の概略は、次の通りです。
1 「私は誰でしょう」の班対抗のクイズを行う。
班で一人、答えとなる人を決め、その人に関するヒントを与えて誰か答えさせる。
2 自分のよい所や直したい所を考える。
クイズやヒントのように、その人にしかないものが個性。自分の個性について考え
る。
3 友達から自分のよい所を教えてもらう。
あわせて、「短所は長所の裏返し」という見方を理解する。
4 授業の感想を書く。
学習といっても、自分の長所・短所について考えるものです。
最初に子供たちに、「自分の長所・短所について、真剣に考えたことがある人?」と聞
いたところ、手をあげた子はわずか二人のみ。いろいろと友達関係で悩んでいることを日
記に書く人もいるので、これは意外でした。
しかし、中学校に入れば、自分はどうしてこんな性格なんだろうと悩んだりすることは間
違いありません。私自身も私の友達もそうでしたから。
いわゆる「思春期」です。その前に、改めて自分のことについて考えてみることも意義あ
ることです。
1のクイズは盛り上がりました。答えが合うたびに、「ワー!」という歓声があがります。
「個性」という学習に興味を持たせるということが、このクイズの目的でしたから大成功で
した。
次に、自分の長所と短所をそれぞれ書かせました。これは、短所の方が長所よい多く
書かれていました。特に十人くらいの子が、短所は書いたものの、長所は書くことができ
ませんでした。これは、ふだんから長所より短所を意識しているからだと思います。私も、
子供たちに「直したい所」を強調していたのではないかと反省しました。(お子さんが、ど
んなことを長所や短所で書いたのか、ぜひお聞きください。)
そこで、友達に自分の長所を指摘してもらいました。それらを黒板にまとめていくうちに、
「短所に『明るすぎる』とあるけど、長所ともいえるのでは・・・」「『がんこ』も長所と言えるの
では・・・」と気付いていきました。
子供たちの感想を紹介します。
・楽しかった。ぼくにはいいところがある。人生に花さかせよう。
・今まで自分の個性についてあまり考えなかったけど、今日の勉強でよい所はこれなんだ
とか、直したい所はこれなんだとかわかった。
・今日の授業はとても感心しました。ふだんは嫌いな人でも、いいところがあるんだなと考
えれば、(ああ、この人は実はいい人なんだ)と考えると思います。これから人の長所を
見つけたいです。
・自分ではよいところを見つけれなかったけど、直したい所がもしかするとよいところかもし
れない・・・。
感想からもわかるように、子供たちの見方が変わった授業になりました。
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