★えりも岬の緑を蘇らせた人々
(学級通信より紹介します。)
先週の金曜日、下閉伊地区の社会科の先生方が来校されて、5年生の社
会科の授業を参観されました。本校の先生方と合わせると、およそ30名。子
供たちの倍の人数です。
学習の内容は「自然を守る」というものです。森林の学習の続きです。
扱う題材は「えりも岬で緑を蘇らせた例」です。えりも岬はかつて「えりも砂
漠」と呼ばれていましたが、人々の努力によって長い年月をかけて緑を蘇ら
せることができました。その話は、NHK「プロジェクトX」でも放送されました。
授業の様子を紹介します。
1 50年前の写真「えりも砂漠」と現在の写真「緑の多いえりも岬」の写真を
見比べる。
子供たちからは、すぐに「砂漠が緑に変わるなんてすごい」「どうやって砂漠
から緑に変わったのだろう」という反応が出てきました。この写真はインターネ
ットで入手したのですが、子供たちにインパクトがあったようです。
2 えりも岬が緑化していく様子を知る
えりも岬が緑化するまでは大変な苦労がありました。一番は風との戦いで
す。砂漠になるほどの風ですから、強力です。それは草木を根付かせる時も
同様でした。
・えりも岬の自然環境
・えりも式緑化工法(ゴダという海草を苗の上に敷いた)
・木を根付かせるための工夫
写真や文書資料から子供たちは、緑化させるための人々の努力に感心を
していました。特に、最初の中心になったのが漁師さん(飯田常雄さん)とい
うことに共感を示していました。
3 グラフから、現在のえりも岬の様子について読み取る。
・緑も増え、それにともない水揚げ高も増えた。
・50年近く前は緑化面積がほとんど0に近い。だから飯田さんたちはとても苦
労をしたと思う。
・自然と人が共存することは大切だと思う。
・最初から計画的に木を切るべきだった。
このようなことを子供たちは読み取っていました。
4 えりも岬の例から言えることは何か考える。
一人一人、言えることは何か考えさせました。例を紹介します。
人類は自然をこわすだけではなく、自然をよみがえらせることもできる。だか
ら、一人一人がちょっと環境を気にするだけで、自然はよみがえるのである。
そして授業の最後にまとめを書いて終えました。
1時間中、子供たちの頭はフル回転。しかも、参観者が間近だったり、ビデオ
にノートを撮られていたりということで、「緊張した!」という子も結構いました。
(NHKロケでは緊張していないのに???)
参観者の先生方からは、「一人一人が生き生きとしていた」「資料を読み取る
力がすばらしい」「一生懸命に学習をする子供たちに感動をした」というコメントを
いただきました。
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