■「外国」ホント?ウソ?ゲーム
『ユニセフによる地球学習の手引き』(多田孝志・櫻橋賢次編、教育出版)の
中にステレオタイプの見方に気づかせるゲームが紹介されています。小学校6
年生から中学生までできます。
(1) 教室を「ホントコーナー」「ウソコーナー」の二つに区切ります。子供たちは
真ん中に立ちます。
(2) 開発途上国に関する問題を教師が読みます。(5〜6問)
問1「タイでは、小学校には50%以下の人しか行けない」
◆ポイント1 その国についてある程度子供たちに知識があることが前提です。
(3) 子供たちは1問ずつどちらかのコーナーに移動します。理由がある子に発表
させます。
◇テレビや新聞の情報を豊富に受け入れている子ほど、開発途上国に対して
は貧困的な見方をしがちでした。
(4) 全問理由を発表させた後、正しい答えを教師が言います。
「1はウソです。90%以上の子が就学しています。」
(5) 「どうしてそう思ったのでしょう。」と聞きます。
◆ポイント2 「自分たちが見たテレビや写真のイメージが、『その国の全て』と
思いこんでしまった」といった反応が出てくれば、目標達成です。
実践のためには、子供たちが自分たちの思い込みに気づくための問題を教師が
作成することが大事です。問題によっては、知識の豊富な子が誤答となるといっ
た逆転現象も起こります。答えを教師が言わずに子供たちに資料で探させてもい
いでしょう。ただし、目標達成のためには、(5)に十分に時間をかける必要がありま
す。
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