★ ガレージセール
10月2日。この日は研修先のマリーハースト大学から、各自ホームス
ティー先に連れていってもらうことになっていた。
私のスティ先のアンは、ラストから2番目に大学に来た。そして、いきな
り大学生の息子たちのところに連れていくという。
息子のスティーブンがいるところは、約160km離れたユージーンという
ところである。着いてから、近くの公園へスティ―ブンの運転で行くことに
なった。
川の流れを見て、しばしの休憩。おなかもすいたので、帰ることとなった。
柔らかな日差しが差し込み、快適なドライブである。
ところが、急にアンが「ストップ!」と言う。そして、何やら看板を見つけて
早口でしゃべっている。そしたら、今度はスティーブンがきた道と違う方向
に運転する。いったい、どこに行くのだろう。
何やら探しているようである。やがて、一軒の家の前で車を止めた。そこ
では、ガレージセールをしていたのである。この言葉は耳にするけど、見る
のは初めてだった。
本当に自分の家のガレージに、自分の家で不要になったものをきれいに
並べて売っているのである。(当たり前のことであるが)
しかも安い。子供の服は1ドルぐらいだし、本は50セント。おもちゃも似た
ようなものである。
高いものはイス、それもアンティックの立派なもので5ドルぐらいである。日
本だったらすぐに買っている!
翌日の日曜日もアンは、ガレージセールの看板を見つけ、4軒もまわった。
みな近所である。そこで、すてきなスタンドをアンは6ドルで買った。そして、
さっそく職場に持っていき、自分のオフィスで使っていた。
この気軽にリサイクル精神。我が家では不要になれば、小さなものはもえ
ないゴミに、大きなものは市の処理場に持っていく。もったいないと思いつつ
「でも、これを使う人もいないだろうな」と考えるからである。
このリサイクル精神は、アメリカ社会全体に根付いている。その仕組みも
きちんとできている。そういう点でアメリカに学ぶ点が多い。
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