★ これが普通の家?

 ホームステイーの初日、アンの家についたのは夜の9時半ごろ。
 どんな家だろうと思って入っていく。外側から見ると、ニ階建ての普通の家だ
ろうなと思って入った。
 ところが中に入ってみると思いのほか広い。
 次から次へと部屋が出てくる感じなのである。
 そして、「ここがあなたの部屋だよ。」と言われて、「ワンダフル!」と言ってし
まった。というのは、部屋の窓から遥か遠くにダウンタウンの夜景が見えるか
らである。
 う〜ん。毎日夜景を見ながら眠りにつくことができるというのは何というぜい
たく!
 
 アンの家は次のような部屋からできていた。
■ リビングルーム・・・20畳ぐらい
■ テレビルーム・・・6畳
■ プライベートルーム・・・6畳が4部屋、8畳が1部屋、12畳が1部屋
■ ディナールーム・・・6畳
■ キッチン・・・12畳(食事もできる)
■ バスルーム(トイレ・シャワー・洗面所がセット)・・・3つ
■ 地下室・・・1部屋とランドリー
■ サンデッキ
■ 車が二台入るガレージ

 日本でもこれぐらいの家となるとなかなかないであろう。もし、あったら人はそ
れを「豪邸」と言うであろう。
 ちなみに海外研修の年に建てた我が家は、アンの半分の広さしかない。いや、
3分の1だろうか。
 これが、このあたりで立派な家かというと、そうでもない。
 ごくごく普通の家らしい。
 試しに近所を散歩してみたら、アンの家よりはるかに大きい家が次から次へと
出てくる。むしろ、アンの家が普通より小さく見えるほどである。

 アメリカの教師たちの収入は、私たちとそんなに変わらない。しかし、アンはこ
んな大きな家に住んでいる。
 さて、そうならば値段が気になるところである。聞けば、現在でも我が家が建て
た価格の6割でこのような家を建てることができるとのこと。
 日本の物価は高いとポートランドに来て思っていたが、この時ほど高いと思った
ことはなかった。


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