★ボランティアの実行について
発表を終えて、「やはりボランティアをしたい」という気持ちが高まった子供たち。
それぞれのグループで「自分たちにできること」を考え始め、実行をすることにした。
■ 盲導犬探偵団→【募金活動を始める】
盲導犬や介助犬をかっている人は近くにはいないことを知った子どもたち。では、ど
うすればいいのかと考え、再度ホームページを見る。すると「募金を受けつけていま
す」というサイトを見つけた。「これだったら自分たちもできる!」
さっそく、募金箱・ポスターを作り、学級で呼びかけ始めた。「みんなの心で、盲導犬
が増えていきます」というキャッチフレーズで募金活動は今も継続中だ。(9月いっぱ
いでいったん送金する予定。)
■ 共用品探偵団→【共用品フェア―を開く】
「共用品のことをもっと多くの人に知ってもらいたい」と考えた子供たち。最初はホーム
ページで…と考えたが、もっと身近な全校児童に知ってもらうもとにした。似たようなボ
ランティアが、ホームページに掲載されており、そのサイトを参考に「共用品フェア―」と
名付けた。看板、簡単な説明をしている図を作って、「共用品フェア―」を開く。「電話の
5にある出っ張り」「ビール缶の点字」「長い靴べら」「いろいろなカードのくぼみ」「シャン
プーのボトルのぎざぎざ印」といった実物を用意し、他学年に見せる。休み時間に見に
きた他学年の子供たちは興味深そうにのぞいていた。「初めてしった」という子が大部
分で、「やったかいがあった」と喜んでいた。
■ パラリンピック探偵団→【応援のメールを出す】
「パラリンピックで実際にボランティアをしたい」と思ったけど、そういうことはできないの
はもちろんである。そこで、「できることを…」ということで自分たちが調べた盲人ランナ
ーの斉藤さんに励ましのメールを出すことにした。次のような内容である。
「斎藤さんこんにちは。僕たちは、岩手県の5年生です。斎藤さんのホームページを見
て勉強しました。実際に100mを目隠しして、伴走者と一緒に走ってみました。大変な
ことと思いました。これからも、伴走者と一緒にがんばってください。」
他にもパラリンピックで活躍している選手に、子供たちは「応援メールを出そう」と計画
中である。
■ 点字ブロック探偵団→【点字ブロックを守る、そして増やす呼びかけを…】
点字ブロックの大切さが分かった子供たち。どんなことを自分たちができるか考えた。そ
れはやはり呼びかけをすることと考えた。「点字ブロックの上に障害物を置かないように
呼びかけるポスター」と「点字ブロックをもっと増やすことを呼びかけるポスター」を作った。
そして、点字ブロックがある店に貼ってもらうことにした。また、実際に点字ブロックに障
害物がある時には、それを片付けようと考えた。これからも自分たちが片付ける機会が
あった時に行おうと子供たちどうしで確認しあった。
ボランティアを行って、子供たちは満足気であった。「ボランティアをしたあとは気持ち
がいいなあと思った」「いろいろなボランティアがあることがわかった」「ポスターの効果が
出て、点字ブロックの上に物が置かれなければいいなあ」「ボランティアはいいものだな
あ」といった感想を述べていた。そして、どのグループも「自分たちにできるボランティア
は続けよう」と決めた。
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