★ イラスト化


 理科は図を活用する頻度が高い教科である。
 校庭の草花を観察させる。そして、「絵で表しなさい」と指示する教
師は多いであろう。
 電気の実験をする。「乾電池の+極に、ソケットから出ている導線
を2本とも付けたら、豆電球はつくだろうか?」といった文章よりも、
図解した方が子どもたちは理解しやすい。
 さて、その図の表し方である。
 見やすさと書きやすさを基本とするのなら、次のようにすべきである。

  大きく、簡略化させる。

 豆電球の学習で、黒板の上から下まで使って、豆電球を板書した。
 実物の豆電球の小ささに対するコントラストに、子どもたちは「うわっ。」
と声をあげた。
 そして、「豆電球の秘密を図を書いて見つけなさい。大きく見やすいよ
うにするといいです。」と指示をした。
 そうすると、1ページの大きさたっぷりに豆電球を書く子どもたちが続
出した。
 ノ―トはぜいたくに使うほど、見やすくなる。その典型例である。
 ただ、図を書かせていて、思いのほか子どもたちに時間がかかり、授
業のリズムが狂ったという経験はないだろうか。
 このような時に、時間がかかる子どものノートを見てみると、実に丁寧
に細かく絵をかいていることが多い。まるで、図工の絵の学習のように
かいている。
 このような子どもたちには、「理科の絵は図工の絵と違う」ことを理解さ
せなければならない。
 具体的には、次のような指示を与える。

・おおよその形を一気に書きなさい。
・大事なところは、大きく書きなさい。
・必要のないものは省略しなさい。


 これでスピードアップする。


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