★自分のノートに赤ペンを

 赤ペンは教師だけのものではない。
 時には子供たちにも、自分自身のノートに赤ペンを入れさせてみたい。
 すると、次の2点を自覚していく。

・自分のノートのよさの自覚
・自分がこれから工夫していきたいことの自覚


 
きっかけは、授業参観日のノート展であった。
 ノ―トを展示するだけではおもしろくない。何とか、一人一人のノートのよさをPRしたい。
 そこで、子供たちに次のように言った。(3年)

  あなたが、あなたの先生になったつもりでノートに赤ペンを入れなさい。
  いい点を中心に書きなさい。


 子供たちは次のように書いた。

★いつもよりたくさん書いてみやすいです。これからもがんばってください。
★いろいろと色をぬってみたり、はこをかこんで見やすくしたのがグーです。
★さおりさん、いろんなことをいっぱい書いていていいですね。電気のことがわかりやすいです。
★「しつもんくん」「答えくん」とキャラクターをくふうして書いているところがいいですね。

 自分のノートの長所をよく把握している。

 時には、自分で直すべき点を赤ペンで書きなさい」と言うのも効果的である。
 改善のための自己評価である。

★早くかいているのはいいんだけど、もう少していねいに書こう。
★今日は、自分の考えたことがいつもより少なかったよ。


 子供たちは自分のノートを見なおすことになる。
 教師自身も新たな発見がある。特に教師そっくりの文体で書かれているコメントを読むと、思わず苦笑してしまう。
 逆に言えば、教師自身が子供たちのコメントから、自分の指導を見なおすきっかけになるのである。


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