★充電の夏

 今年の夏もあちこちの研修に参加することができた。有り難いことである。
 どんな研修であったか日記から拾う。

第一回社会科初等教育研修会(7/25)
 夜行バスで東京に行き、第一回社会科初等教育研修会に参加する。筑波
大学附属小の先生方が今年度から始めたものである。参加しようと決めたの
が一週間ほど前なので、有給休暇・自費での参加。
 一番の魅力は夏休み中でありながら、子供対象の授業が2コマ、それも
提案性のあるものを見ることができるものである。どちらの授業も、オリジナ
ルな教材開発、知的な子供とのやりとり、そして社会科の楽しさを存分に見せ
てくれた。自分の1学期の社会科授業にはなかった部分である。
 そして羨ましいなあと思ったのが、授業者への先輩の言葉である。「〇〇先
生は社会科がまだわかっていない」という厳しい一言。ほめ合う研修会が多い
中で、このようなやりとりが行われるのは珍しい。むろん、会場でのやり取り
も社会科教育の本質をついたものが多く、充実感あふれる研修であった。

■東北造形教育研究会(7/31)
 宮古で大会が開かれるということ、胆沢図工研事務局ということもあり参
加。大会で宮古時代の知り合いの先生方と何人もお会いする。4年間だっ
たがお世話になったことを実感。 3年生鑑賞の授業で質問をどんどん子
供たちがしていた。「質問力を鍛える授業」は鑑賞指導にも応用できそうな
ことを感じる。幅広く何でもできそうである。

■ネットワーク北海道2002(8/8、9)
 ワークショップのあとレポート検討。今回持っていったのは「音
楽番組を構成しよう」。昨年度の「体験!メディアのABC」の実践である。協
力員は終わっているが広めることは自分の使命である。午後はゲストティー
チャー講座を受け持つ。といっても自分だけではなく、上條さんがコーディネ
ートをして下さったので気持ちは楽であった。スタイルは提案30分、その後
のQA30分という新しいものである。次々と質問が出て自分の実践について
の新たな見方も学ぶ。
 3年連続のネットワークの大会なので今までお世話になっている先生方と
も再会。皆さん、元気な方ばかりである。元気な方々のお話を聞いていると
こちらも元気になってくる。今回はワークショップを受け持たなかったが、ワ
ークショップを受け持つ力をつけなくてはと実感。
 翌日は質問力のワークショップと模擬授業。
 模擬授業は圧巻であった。明快な主張、それを具現化した活動。そして
何よりも総合の授業やGTの方々に対する思想・・・・全てが新鮮であった。
「世の中には凄い先生がいるものだ」と改めて感じた。「GTにとってもメリッ
ト・プラスになる授業」という点は大きな学びであった。(そうそう、盲導犬を
見たのも初めてであった。)
 この模擬授業の研究協議の司会は自分にとっては重荷であった。自分の
力以上の大役である。会場からの積極的な発言と授業者・GTの明快な答え
に助けられた。終わった時に背中に汗がにじんでいたことに気づいた。(疲
れがその後どっと出たのか、旭川〜札幌の車中で熟睡をした。)
 昨年の三重大会同様に今年の大会でも十分すぎるほどの元気を全国の
先生方からいただいた。1学期は自分の中では不調気味だったが、挽回の
きっかけとなったのは間違いない。

■国語教育 in Morioka(8/11)
  盛岡での国語教育の研修会に参加。もう5回目のこと。今回はネットワー
ク代表の上條氏が講演ということで参加しようと思ったのである。今自分が
取り組んでいる質問力のお話も出てきて、会場の質問も多かった。やはり
インパクトのある提案なのであろう。これ一つだけでも充実した研修なので
あるが他にも高橋氏の群読、江部氏の対談と実に豪華メンバーであった。
前日の研修も充実していたらしく、「よくぞこれだけのメンバーを盛岡で」
と感じた。

 これらの研修での学びは当然のことながら知識だけではない。
 まずは人との出会い。ネットワークで出会う全国の先生方は実に魅力的で
ある。来年は九州でということであるが、それでも参加したいと思ってしまう。そ
れぐらい価値がある。東北造研でも盛岡でも、県内の先生方とお会いする。特
に盛岡では8年前に一緒に学年を組んだ先生とお会いする。年賀状のやりとり
だけであったが、このような研修の機会があったからこそお会いすることができ
た。
 次に自分の夢への思い。大会に参加してやはり「地元で日常的にサークル
を」ということを感じる。そういう活動の場があれば、新たな夢が膨らむ。キーマン
となる先生方を水沢に招いたり、サークルでワークショップをしたりというように。
実践者としての自分もあるが、プロデュースする自分も考えていきたい。
 そして、人生を考える。旅は自分の生き方を考える時間がたっぷり。
 1学期は転勤したてでこのような研修の機会はほとんどなし。でも、今年の夏
の充電で2学期もどんどん充電したいと考えている。

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