★ Q4「研究会で参観カードをどのように活用しているのですか」
★Aのポイント 1 司会者がカードから研究会のポイントを構成する
2 展開の代案を引き出す
3 エピソードから子供理解を深める
1 司会者がカードから研究会のポイントを構成する
司会者があらかじめ参観者の考えを知っていることは大切なことです。授業の時に、
机間指導をして、話し合いの場面の構成を考えることはないでしょうか。
それと参観カードを使った研究会を似たようなものと考えます。つまり、次のようなこ
とが言えるのです。
参観者の情報を事前に司会者が知ることにより、研究会を効率的に組み立
てることができる。
「ここのポイントはT先生に」「E先生がここで貴重な提案をしている」・・・このようなこ
とがわかり、意図的に指名するだけで研究会はぐっと深まります。
2 授業展開の代案の手がかりに
「この課題だと子供たちは考えにくかった。別の課題の方がよかったのでは。」・・・・
面と向かっていいにくいことも、カードだと書くことができる場合もあります。そのような
時には、研究内容を深めるチャンスです。
「では、どのような課題がよかったのでしょうか。」というように参観者全員で代案を考
える方向に研究会を進めることによって、会が意義あるものになります。特に、疑問を提
示した人は何からの代案を曖昧にでも考えているはずです。それを引き出すことが、参
観カードに書いてくださったことに対する礼儀と考えます。
3 エピソードで浮かぶ子供の姿
授業の中で子供たちは様々な姿を表します。それが授業者一人の目で全て網羅する
のは不可能です。
ならば、参観者にぜひ子供たちのいろいろな面をカードに書いてもらいましょう。
「A君がこの発問の時に表情が変わり、一生懸命に教科書に文を追っていた。」
「Bさんが〇〇とつぶやいていた」・・・・こんなことでいいのです。
研究会で子供たちの理解を深めることになります。しかも、エピソードなら参観者も気軽
に書くことができる点もメリットです。
次に進む トップに戻る