★ Q6「研究会の成果をどのようにまとめていますか」

★Aのポイント       1 まとめの必要性を共通理解する
                2 事例を仮説に基づき一般化する
                3 記録化して残す


1 まとめの必要性

 一回ごとの研究会の歩みはわずかです。しかし、そのつど「まとめ」をすることに
よって、確実に研究は進みます。本校でも次のような視点から「まとめ」の意義を
とらえています。

・「まとめ」は、研究授業の成果を意識化するものである。
・「まとめ」は、研究活動の成果を日常化するための基礎となるものである。
・「まとめ」は、次回の研究授業の方向や課題解決の手がかりとなるものである。


 これらの意義を共通理解することによって、一つの研究授業が全体のものになり
ます。
 成果には、話し合いを通じて得られるものもあれば、助言者によって光を当てられ
たものもあります。いずれにしても、一回ごとの「まとめ」の蓄積がその年度の研究
全体の「まとめ」につながっていきます。

2 事例を仮説に基づき一般化する
 まとめの意義はわかっても、その事例を一般化しなければ応用できないものです。
 たとえば、1年生の「とりとなかよし」の導入で、前時よりさらに前の学習から想起
をさせて子供たちの意欲を高めた授業がありました。これにより全員で確認したこと
は、「導入の想起は前時だけとは限らない」「本時につながる内容を想起させることが
大切である」ということです。
 このように、具体的な事例から一般化することが「まとめ」には必要なことです。

3 研究通信で記録化して、共有財産に
 2の例のように一般化した「まとめ」も、研究会の時に確認されてもその場限りのも
のとなってしまう場合があります。
 そこに、「まとめ」の記録化・発信化の必要が生じます。
 本校では、一回の授業終了後の研究通信がその役割を果たしました。その研究通
信については、次の質問でお答えします。

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