研究通信 第6号 (H10/6/5)
新たな試みが研究を広げる
先週の木曜日にR先生の研究授業が行われました。
3種類のワークシートに象徴されるように、新たな試みをしていただきました。何
を行うにしても、新しいことを始めるには困難が伴います。R先生の場合にも、今回
のワークシートに至るまでいろいろと考えられたと思います。そのご労苦に改めて
感謝いたします。
さて、授業の中では子どもたちのよさがたくさん出ていました。たとえば、次のよ
うな点です。
■ワークシートの作業や練り上げの場面によく集中して行っていた点
■ワークシートへの書き込みがその子なりによくできていた点
■個別的な支援が必要と思われる子が、進んで発表していた点
■子どもたちが語句に着目していた発言をしていた点
もちろん、子どもたちのよさを生かすためには細かな指導があったと思います。
たとえば、小見出しで一人一人に指導をして倒置法といった技法を教えている点
など、指導すべきところは指導をしています。とても大切な点だと感じました。
さて、研究会で話題になった事を記します。
1 ワークシートの工夫に向けて
たとえば小見出しであれば、どの段落を書かせるか吟味することが必要。(指導者
のねらいに応じて)
また、構成の仕方の工夫も吟味が必要。今回は「キーワードと段落の頭、文末」「小
見出しと文数、つなぎ言葉」といった構成だが、教師が指導意図を持って行うことが大
切。
2 語句の指導の積み重ねを
「しかし」は逆接の意味を持つ。このような発言は積み重ねていってこそ、どんどん出
てくる。
3 練り上げの組織化に向けて
指名方法の工夫、教具の活用、発問の工夫、他教科での話し合い等、これからの課
題。
4 1単位時間の弾力化
場合によっては60分授業といった形式があってもよい。
いずれ参観した私たちは、たくさんのことを学びました。ありがとうございました。
また、今回は事前研究会で実際に模擬授業を行いました。それが研究授業の参観の
時に役立ちました。事前研究会が充実したものになると、研究授業を見る視点も深まると
いうことです。
そういう点で事前研究会の重要性を改めて感じました。
★この通信の一言コメント
実験的な授業のことを書いた号です。新たな実践によって、研究も深まりました。この時
の模擬授業では、教師も子どもたちの立場を理解しました。
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