研究通信 第24号 H11/2/8
指導案から拾う研究の視点
あさって、今年度最後の研究授業が行われます。これは、実質的には来年度の
研究のスタートと言えます。「新しい年度の研究の方向性を確認する」という意味で
は大切な授業です。
そこで、改めて研究研究授業の視点を考えていきたいと思います。
1 12月の研究会から
昨年の研究会では、次の5点を次年度の研究の方向性として確認しました。
@ 基本的には今年度の研究の方向で推進していく
A 学年(学団)ごとの系統性をより吟味し、指導に役立てる。
B 基本的な指導過程を弾力的に運用し、工夫された授業を目指す。
C 1時間だけではなく、単元レベルで授業構想を組み立てることを重視する。
D 子ども自身の力を高めるための日常的な実践の交流を図る。
このうちDについては、実際に来年度の校内研の中に組み入れられることです。
また、Aについては、出された年間指導計画をもとに3学期中に大まかな系統性
を吟味しようと考えています。
すぐに指導案に反映できるものは、@BCということになります。
2 指導案から拾う視点
今回の研究授業の指導案から、先の項目が表現されているところを見てみます。
★見通し・一人学びの重視【@に対応】
本校の研究テーマで重視しているのは、「見通し」と「一人学び」の部分です。本時の
展開でここの部分を詳しく書いています。特に一人学びについては、重要語句だけでは
なく、「子どもたちにこのような一人学びをしてほしい」という教師の願いを具体的に記し
ています。読み手にとってもイメージ化がしやすいです。
★時間の弾力的運用【Bに対応】
子どもたちの力が高まれば、削れる部分が出てきます。今回は「見通す」が3分です。
今までの指導案に比べたら短いです。その分、他の活動に時間を割くことができます。
これは時間の弾力的運用であり、工夫の一つと言えます。
★表現を見通した単元指導計画【Cに対応】
1時間目に表現との関わりが書かれています。単元全体を見通した指導計画になって
いることがわかります。また、重要語句を含めた新しい様式になっています。
これらは今後も留意する点と思われます。
★この通信の一言コメント
2学期末の反省会で出たものを、3学期の研究授業の指導案に反映させました。その「
解説」も兼ねた通信です。この研究授業が2年次の研究の実質的なスタートであり、新た
な研究の方向性を示している。
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