★ 国旗の授業 〜「いろいろな国旗の意味を知り、オリジナル国旗を作ろう」〜
いろいろな国旗の由来を知ることは、自国の国旗の理解にとっても大切と思い
ます。国旗・国歌の関心を高める授業です。
■学級通信「トゥモロウ」185、186号(H12/2/9〜10)より
1月下旬にマドゥ先生(市の英語指導助手)が教室を訪れることをきっかけとし
て、子供たちの英会話に対する興味が高まりました。せっかくの機会なので、子
供たちの外国に対する関心をさらに高めたいと思い、国旗の授業を計画しました。
ちょうど、地図帳の一番後ろにいろいろな国旗が掲載されています。それをも
とに授業をしました。
(このホームページでも見ることができます。)
マドゥさんの国、アメリカ合衆国を探しなさい。(すぐに見つける)次のアメ
リカ合衆国の国旗を探しなさい。どんな旗ですか。
「星がある」「赤い線が入っている」と子供たちはすぐに答えます。子供たちにと
っては見たことのある国旗です。
「星はいくつありますか」と聞くと、一生懸命に数えます。「50だ」「そうそう」と言う
声も聞こえます。
「なぜ、星の数は50なのでしょう。」
「県!」「惜しい」「州だ」と答えが出てきました。
50の星は今の50州を示しています。赤色の線は勇気を、白色は清らかさ
を表しています。
こんな感じで、「国の位置の確認」「国旗の確認」「国旗に示されている意味を考え
る」というパターンで、次々といろいろな国の学習をしていました。
アメリカ合衆国の次は、アルゼンチンです。
「水色は何を表しているでしょうか?」と聞くと、「青空」と出てきました。正解です。
今度は、カナダとスリランカの国旗について聞きました。
「カナダの真ん中にある模様は何でしょう」
「ひいらぎかな?」
「これは、『さとうかえで』という葉です。木から甘い液が出てきて、飲むことができま
す。どうしてこのような模様にしたのでしょう。」
「カナダにその木が多いから。」
「そうです。カナダでは、国を開拓した当時、その液を吸って飢えをしのいで国を作っ
たからです。」
スリランカの動物はいろいろと出てきました。「犬」「シーサー」「こま犬」「ライオン」
等々。これは、国ができた当時の王が「獅子王」と呼ばれたことにちなんでいます。
これらの例の他にも、ヨーロッパには十字架にちなんだ国旗が多いこと(これは子
供たちがキリスト教に関係あるとすぐにわかりました)、西アジアでは星が多いこと
(砂漠の地方が多く太陽が地獄のような存在)、オーストラリアとニュージーランドが
イギリスと関係が深いために、イギリスの国旗の一部が使われていること等、いろい
ろな国旗の由来について学びました。
そして、子供たちに聞きました。
それぞれの国旗の色や模様には何があると言えますか。
「いろいろな意味がある」「わけがある」「歴史がある」・・・といった反応が子供たち
から出てきました。その後書かせた感想からも次のように「新しいものを学んだ」という
ことが多く出てきました。
・いろいろな国旗に意味があるんだなと思った。もっとほかに国旗を調べてみたいと思
った。
・私は、国旗にも意味があることを知りました。色には正義や勇気という意味がある。す
ごいなあと思った。
・国旗にもいろいろと意味があるんだなあと思いました。自分で国旗を作ってみたいと思
いました。国旗に大切なものを入れていいなあと思った。
今回の感想の特徴は、「もっと調べたい」「その国に行きたい」「国旗を作りたい」とさら
なる学習意欲が大きい点です。
さて授業はこれで終わりではありません。次のように言いました。
国旗のことを君たちは勉強しました。
次は君たちが国王です。(「オー」という声。)君たちの国旗をつくりましょう。作り方
は次の通りです。
1 どこかの国旗をモデルにする
2 模様や色の意味を考える
3 国の名前もつける
子供たちは喜んで取り組みました。メルヘンチックなものあり、本物の国旗にしていいよう
なものあり、子供らしいもの(でも、ちゃんと意味がある)ありとなかなかの力作がそろいまし
た。これらについては、廊下に掲示をしましたので、授業参観の時にご覧いただければと思
います。
国旗の授業、子供たちにとって多くの学びがありました。
参考図書「世界の国旗」森重民造著・偕成社
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