★学級のキャッチフレーズを作ろう

■学級のキャッチフレーズを作る意義
 ここ数年毎年キャッチフレーズを作っている。
 ここで注意してほしいのが、あくまでも、「キャッチフレーズ」であるということ。
 「学級目標」とはニュアンスが違う。
 なぜ、「学級目標」ではなく、「キャッチフレーズ」なのか。
 それは、「覚えやすい」「様々な活動に活用できる」という理由からである。
 事実、「何年かたってもキャッチフレーズを言える」という子は多い。これが一般的な
学級目標となるとそうはいかないであろう。

■その作成方法
 具体的にどうやってキャッチフレーズを決めるのか。
 学級通信に掲載しているので紹介をする。

★学級通信「夢工房21」より

★ 子供たちがすぐに言えるキャッチフレーズ
 毎年、毎年子供たちの手による「学級のキャッチフレーズ」を作っています。キャッチ
フレーズを合言葉にして、いろいろな活動の起点にしたいからです。
 4年生の時のキャッチフレーズは、「輝け太陽!プラズマレインボーロード!」でした。
(たいへん長いのですが、「輝け」にも、「太陽」にも、「レインボー」にもそれぞれ意味が
ありました。)
 さて、そのキャッチフレーズを作る時にはポイントがあります。
■子供たちの願いが込められている言葉を使うこと
■子供たちがすぐに言えるようなキャッチフレーズにすること

 私は、このキャッチフレーズを決める授業が大好きです。新しい学年でロマンのある言
葉、夢のある表現が出てくるからです。
 今回もその通りでした。

★ まずは、「願いの込められている」言葉から
 最初に子供たちに、キャッチフレーズに使いたい言葉を発表させました。
 次のように、実に多くの言葉が出てきました。
■ドルフィン(「賢い動物」「大きく跳ぶ」といったところから)
■夢(明るい未来の象徴)
■鬼(力強いから)
■2001・21世紀(新しい時代になる)
■つばさ(どんどん飛んでいく)
■青空(広い、広いもの)
■のびやか(自分の好きな言葉だから) 等
 かっこの中にあるように、その言葉に込めた自分の願いも言わせました。出た言葉の数、
22種類です。

★ キャッチフレーズにする
 言葉を出しただけでは、まだキャッチフレーズではありません。ここから言葉を絞り込んで、
キャッチフレーズにしていきます。
 22種類の言葉のうち、子供たちが特に共感するものを3つ選びました。
「夢」「はばたけ」「つばさ」です。そして、この三つの言葉を入れたキャッチフレーズを考えさ
せました。
 いくつかの案の中で、選ばれたのが、

 はばたけ 夢のつばさ 未来にむかって

なのです。大きく、大きく伸びていく子供たちにピッタリのキャッチフレーズです。私も気に入り
ました。

★ さっそく関連活動
 キャッチフレーズも、活用されなければ意味がありません。まずは、学級のシンボルとなる掲
示物を作りました。イメージは「鳥」ということで一人一人が好きな鳥を絵にして、22のつばさが
できました。(参観日にご覧ください。)
 これからさらに、学級歌、旗作りと活動は広がっていくことでしょう。楽しみです。
(以上で学級通信終わり)

■その後のキャッチフレーズの活用
 キャッチフレーズがその後、どんな場面で活用されたか。思いつくだけでも次のようなことが
挙げられる。

  ■各種役員の立候補の場面
  ■大きな行事の反省の場面
  ■学級旗作りのメインコピー
  ■学級歌の歌詞の一部
  ■学級文集名
  ■学級のお楽しみ集会名への活用
  ■学級会での名称への活用・・・・等

 実に多くの活用方法がある。しかも子供たちの心に間違いなく残るフレーズが多い。
 作成は新学期だけでなくてもよい。学期ごとに作ってもいいだろうし、学期途中でも構わない。
 ぜひお試しあれ。

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