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■□「子供たちに伝えたい・日本大好き5分間話」□■
第5号 H13・4・27
発行:佐藤正寿<fwnf1104@mb.infoweb.ne.jp>
http://homepage2.nifty.com/masa555satou/index.htm
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★☆★ 「街路樹で『みどり』を楽しむ」 ★☆★
4月29日は「みどりの日」。緑豊かな地、日本。山の緑もすてきだが、身
近に見かけることができる街路樹の緑も、私たちをやすらぎの世界にいざ
なってくれる。
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1 身近な「みどり」、街路樹
「緑」といってすぐに思い浮かべるのは何でしょうか。多くの人は「山の緑」
を思い浮かべることでしょう。場合によっては「庭に緑」という人もいるかも
しれません。
しかし、山に行かなくても、自分の家に庭がなくても緑は楽しむことができ
ます。街路樹によってです。
みなさんの住んでいるまちにも街路樹があることでしょう。また、他の市町
村に行って、「わあ、すごいなあ」と思うような街路樹を見たこともあるはず
です。
かつて仙台に行った時に、街路樹のある定禅寺通りを歩いたことがありま
した。青葉が茂るケヤキの中を歩いただけで、何だかぜいたくな気分になっ
たことを覚えています。
仙台といえば「杜(もり)の都」と言われています。その象徴が街路樹です。
つまり街路樹は、そのまちの一つの顔といえるでしょう。
2 昔からある街路樹
さて、みなさんは街路樹はいつころからあったと思いますか。
古くは1200年以上前にすでに植えられたという記録が残っています。働い
ている人が木陰で休めるように、そして時には飢えをしのぐのに役立つ木を
植えるためという目的があったそうです。
江戸時代になると、道路を整備すると同時にそのわきに計画的にマツやス
ギ並木が植えられるようになりました。
有名なものとして、日光の杉並木や箱根の杉並木があります。
きっと江戸時代に、街道を通った人たちは、並木の下で疲れをいやし、その
美しさに心を打たれたことでしょう。思い出に残る風景として、人々に語ってい
たかもしれません。
現在ではあちこちで都市計画の一つとして、木が植えられています。みなさ
んのまわりでは、そういう所はないでしょうか。
3 ギネスブックにもある日光杉並木
ここでみなさんに、日本でも有名な街路樹を紹介しましょう。
栃木県にある日光杉並木です。
その長さ、何と35.41kmです。植えられている木の数、約1万3千本です。
できたのは、1648年ですから、今から350年以上前のことです。今では、
日本で唯一、特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けています。
さらには、世界一ばかりをあつめたギネスブックにも「世界一長い並木道」
として認められています。
これだけの文化遺産が、数百年前から日本にある。私たちはそのことを誇
っていいと思います。
高さが30mにもなる杉の木の間をゆっくりと旅をする。100年前の人も、
200年前の人もこの杉並木を通って、いろいろなことに思いをはせたのだ・・・
そう考えると、何だかタイムスリップをしたような気分になることでしょう。私は
まだ行ったことはありませんが、ぜひとも見てみたい風景です。
ただ、ここの杉の木も観光に訪れた車の排気ガスや振動、杉自身の老齢
化等で毎年100本ぐらいの割合で枯れています。
今後何も対策を講じなければ、最初に植えられた杉はなくなってしまうおそ
れがあります。そのために、樹木医(木のお医者さん)が手当てをして杉並
木保護のためにがんばっている人々もいます。
4 街路樹のよさ
改めて街路樹のいい点について考えてみました。
一番はその景色の美しさです。
その様子を見るだけで、人の心に訴えるものがあるはずです。
今はその木々は緑でいっぱいです。それが夏を経て、秋になると色づきま
す。私たちは、街路樹を見て季節の変化を感じ取ることができます。その風
景は私たちの心を豊かにしてくれます。そういうことができるのは、日本が四
季のある国だから・・・そうとも言えると思います。
また、実益の面でも次のようなよさがあります。夏の暑い陽射しを木陰でさ
えぎる、車の騒音をやわらげる、災害の時に火災などから道路を守る(イチ
ョウなどは燃えにくい木です)といったことです。
ふだん何げなく見ている街路樹。
その歴史やよさを考えて、今度はいつもとは違った目で見てみませんか。
今が「みどりを楽しむ」のにいい季節です。
★参考図書
雑誌『授業のネタ教材開発』2001年3月号(明治図書)
★参考にしたホームページ
「日光杉並木」http://www.city.imaichi.tochigi.jp/sugi/sugi_t.html
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<読者の声>
はじめまして、毎号5分間話を楽しみにしています。
私もかつて東京に住んでいた頃は、春夏秋冬子供の野外活動のボランティ
アに飛び回っていたことがあり、今でもその当時から温めている夢を見続け
ています。いつかは子供たちが自然と人とに囲まれて、健全に成長できる学
び舎を作りたいと思っています。そんな私にとって、子供ばかりか自分にとっ
ても感動できるお話は、とても嬉しいものです。
私は今38歳で、金ヶ崎町に住み農作業のアルバイトや請負をしながら、友
達と共同生活をしています。サラリーマンを辞めてちょうど3年が経ちました。
自分が生きる、ということを思い模索し続ける毎日です。引越のたびに近く
に畑を借り、野菜と雑穀を植えて、半自給自足の暮らしです。
意外にも近くなものですから、ついお便りいたしました。同じ県内ですので、
いつかはお会いする日もあるかもしれません。楽しみにしています。
では、いつもためになるお話ありがとうございます。どうかこれからも末永く、
ご活躍されますように。(岩手県・建部 信
さん)
*ありがとうございました。このような読者に支えられているからこそ、メール
マガジンが発行できるのだとつくづく思います。皆様方からも気軽にご感想を
メールでいただけると幸いです。