★ ロケ4  取材、そしてキャッチコピー作り、計画作り、リハーサル

 学級通信で紹介します。

 総合の「宮古の自慢CM」についてです。
 昨日までの3日間で子どもたちがしたことは次のことです。

 ★自分のCM対象先にCMのための取材をしにいく。(9日)
 ★自分たちから得た情報からキャッチコピーを考え、撮影計画を立てる。
  そして、CMのリハーサルをする。(10日)
 ★再度、取材先に行き、CM撮りをする。(10日、11日)


 この3日間、子供たちは非常に密度の濃い学習をしたと思います。キャッ
チコピーを考えるのも、撮影計画を立てるのも、リハーサルもCM撮りもフル
に頭を使いました。一つのシーンを巡って、アイデアを出し合いました。試行
錯誤もたくさんしました。
 たとえば、キャッチコピーは次のようなものです。

 ★1班   「自然なままの静かなながめ 深い歴史の浄土ヶ浜」
 ★2班   「きれいな色、いろいろ 世界初!ウニ染め」
 ★3班   「満足度120% みんな大好き! 魚の王様 宮古の鮭」


 私はどの班もよく考えられた内容、そして吟味された言葉だと思っています。
しかし、子供たちの意見交流では鋭い意見が出てきました。(3班の例)
「120%とあるけど、100%の方がわかりやすいのでは。」
「でも、それだとインパクトがなさすぎます。」
「120という数字が中途半端だということです。」
「いや、でもこれでぴったりと合うんです。」
 こんなやりとりが行われました。

 CM撮りのリハーサルでも鋭い意見が続出です。

・〇〇さんの手を写さなければいけないのに、写っていない。
・表情を写したいはずなのに、後ろ姿しか写していない。それだと意味が
 ない。(反論されて)もし、後ろから海を写したければ1回表情を写して
 海の方にビデオカメラを移動させればよい。
・キャッチコピーを言う声が小さいので、迫力がない。
・カメラが揺れていて見にくい………等

 この意見交流はとても意義がありました。今までビデオで撮る経験はほとん
どの子がしています。でも、その経験は全くといっていいほど今回の学習では
役立たないことが分かりました。
 ただCM撮りまでは時間的な余裕がありません。とりあえず、指摘された点
を頭に入れて、10日(ウニ染めチーム)、11日(浄土ヶ浜チーム、
魚菜市場チーム)に撮影に子供たちは臨みました。
 この続きは次号で。

■ロケこぼれ話
 毎日、授業が終わってからNHKスタッフと打ち合わせをしています。この3日
間の子供たちについて、「とてもおもしろい絵(映像)がとれている」とのこと。ホ
ッとしました。「子供たちはよく頑張っている」「前向きなところがいい」とも言われ
ました。確かにCM撮影では度胸がよかったです。その話も次号で。


★参考のために授業プラン

★ 宮古自慢CM 7・8時間目(10月9日)


1 それぞれの対象に取材をする

 ただし前時で行うことができなかった「取材内容」「役割分担」「練習」を行う。
 特に記録については、次のキャッチコピーを考える点では重要と思われるので、
その点をきちんと確認をする。
 ポイントは次の点と考えている。(子供たちの興味・関心から)

 ★その人の活動を見せてもらう。場合によっては体験させてもらう。
 ★説明を聞く。
 ★質問をする。
 ★浄土ヶ浜グループは自分たちで歩いてみて、何かしらの発見を目指す


見せてもらうときや説明を聞くときには、一方的に受け身にならないように必要に
応じて随時質問等をするようにさせたい。
 また、ある程度子供たちが考えていく質問は次のようなものである。

■ 1班・浄土ヶ浜
・ 浄土ヶ浜という言葉の由来(これは取材しなくてもわかるが)
・ 浄土ヶ浜を広めるために努力されていること(観光ガイドといった表向きのことだ
 けではなく、「美しくするための努力」に迫らせたい。)
☆浄土ヶ浜に関わる協会以外の人からも、何かしらの秘話が聞ければいいが…。
■ 2班・ウニ染め

・ ウニ染めをどうやって思いついたのか。
・ ウニはどこで染めているか。
・ なぜ商品が高いのか。
・ どうやって色をとるのか。
☆このグループは、はじめてのことなので全てが良質の情報となるであろう。
■ 3班・魚菜市場
・ サケをどこから仕入れているのか。
・ 値段は。
・ お客さんはサケでどんな料理を作るのか。
☆このグループは、支援が必要である。サケの魅力をどう伝えるか。そのための情
 報が得られればいいのであるが。

★ 取材終了後、感想を書く。

★ 宮古自慢CM 9〜13時間目(10月10・11日)

1 キャッチコピーを作る

 前に視聴した「体験!メディアのABC」の中でのキャッチコピーの定義とその
特徴・方法について確認をする。

【定義】そのものの特徴を工夫した言葉で表したもの
【特徴】短い言葉で
【方法】・そのものについて思いつく言葉を付箋紙に書く。(項目によって色分け)
・ 付箋紙を移動させながら組み合わせ、キャッチコピーを考える
・ 自分たちが撮影した写真や資料も活用をする
・ ボードに書き込む


2 発表をする

 発表をするが、キャッチコピーのみを発表をするのではなく、そこに至った過程
も付箋紙を用いて発表させる。
 次の観点から意見交流をして、さらによりよいキャッチコピーにするように話し合
わせる。(この点は見学には行っていない他グループには難しいかもしれない。)
★ さらに付け加えたらいいことはないか。
★ こんな言葉を使ってみたら……。
→再度話し合い→再度発表

3 字コンテを作る

 最初に字コンテについて例をもとに説明をする。次の点を押さえさせておきたい。
・1ヶ所で撮影ができるもの
・セリフとナレーションの違い
・リポーターが言う形もある
・セリフやナレーターが一つの項目にだぶって入らない
・キャッチコピーを入れる

 すぐに話し合いをさせても難しいと思われるので、それぞれぜひ「挿入したいシー
ンは何か」という点を切り口に、アイデアをふくらませたい。
 必要によっては、実演をしたり、資料を活用させたりする。

4 「アップとルーズ」を視聴する

 視聴後、どんなときにアップやルーズが効果的なのか確認をする。

5 役割分担をして、撮影のリハーサルをする

 実際に演技をさせて、撮影をする。
 →授業終了後、NHKスタッフに批評
 役割分担については、どんな役が必要か話し合わせて分担させる。

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