参観日にもノート展示を
授業参観日に、ノート展を開き、親御さんに見てもらうとよい。もちろん、全員分である。
親御さんに全員分を見てもらうとなると、教師にいい意味でのプレッシャーがかかる
一人一人の最高のノートを見せたい。
一人一人の個性が最大限に発揮されたノートを作りたい。
学校公開研究会がそれまでの研究の集大成であると同様に、参観日がノート指導の集大成の場というように位置づけることができる。
そのために、参観日のノート指導は3学期に行うことが多い。
子供たちに見開き2ページのベストノ―トを、一人一冊選ばせる。
教科や内容はバラバラで構わない。
そのノートに対して、自分でコメントを書かせて廊下に置いた机に展示する。
三十数冊のノートが廊下にズラーと並ぶと、壮観である。
授業開始前に来ていた親御さんがのぞき込む。
他の学級の親御さんも、興味を持ってみていく。
指差しながら、「このノート、おもしろいわよ」と話している親御さんどうしもいる。
前までの部分をぱらぱらとめくる親御さんもいる。
「このようなノート展は初めてです。なかなかみんな上手に書いていますね。」
「一人一人のノートの違いがあっておもしろいですね。特に、女の子のイラストの使い方がいいですね。」
「他の子のノートを初めてみました。個性的ですね。」
ノ―ト展の時の親御さんの声である。
確かに、他の子のノートは、このようなノート展でもない限り見ることはない。
だから、親御さんにとっては、「子供のノートはどんなものか」という視野を広げる貴重な機会となる。
教師がノート指導に力を入れていることの理解にもつながる。
ただ、注意しなければいけないのは、「〇〇さんのように丁寧に書かなければだめ!」というような、「比較の展示会」にしないことである。
子供にとっていやなノート展になってしまったら逆効果である。
事前に学級通信で、「一人一人の頑張りぶりをご覧下さい」と呼びかけておくことが必要である。