★我が子と同じ学校もいいものだ

 予想外に、今回の転勤で我が子と同じ小学校になってしまった。
 平成13年度、子供たちは実家のある水沢へ。学区にある小学校に通学。
私は単身赴任で宮古に。転勤希望。管内には、50以上の小学校があるので
「まさが我が子と同じ小学校にはならないだろう」と思っていた。

 3月22日。新聞発表。事前に分かっていたが、子供たちに正式に伝える。
上の子「え〜、まあいいや。」
下の子「やったー!」
 下の子は今度1年生なので、小学校のことが全くわからない。だから、単純に
「やったー!」なのである。

 自分の知っている例で、我が子と同じ学校にいる先生というのは珍しいわけで
はない。岩谷堂小時代には、そういう先生が3人いた。また、その先生のお子さん
も2人同時に担任したこともあった。「向こうが気を遣っているだろう」と思い、雑談
の中で出来事を積極的に話した記憶がある。

 やりにくい部分はもちろんあるだろうな・・・と思っていると、意外や意外、我が子
と同じ学校というのも楽しいものである。
 まずもって、不思議なもので我が子との接触場面がけっこう多くある。900人近
くいる学校なのに、けっこう会う。
 給食の用意で5年生の子が、食器を持っていく時にストローを落とした。「ほら、
ストロー、落としたよ」と手渡すと、我が子であった。娘は平然と「ありがとうございま
す」。普通の教師に接するようにだ。ん〜、自分より切り替えができている。
 その点、下の子は会うのを楽しみにしていようだ。「今日は1回会った」「今日は2
回会った」と家で報告する。「1年生を迎える会」の「1年生退場」では、4年生の子
供たちの後ろにいる私に手を振ってから歩いて行った。
 傑作だったは、私の体育の時間。子供たちにバトンパスの指導をしていた。ふと後
ろを振り向くと、我が娘がそばに来ていた。こっちを見てにやにやしている。1年生
は帰りが早いので、外に出たら私が体育をしていたので、バイバイを言いに来たら
しい。バイバイをしてすぐに帰らせる。
 4年生の子供たち。「あの子、誰?」「さっきから後ろにいたよ」。
 「きっと先生にバイバイしたかったんだね。」ととぼける私。2年生以上であれば、
授業中となればさすがに遠慮するだろう。さすが、そこは1年生。思いがけない我
が子の行動。思わず笑ってしまう。

 一番のメリットは何と言っても、授業参観に行かなくても子供たちの活動を見られ
ることであろう。
 入学式では我が子を間近に見ることができた。親御さんたちが後ろに座っていた
ので申し訳ない気分。我が子の学級の前を通って掲示物を見ることができる。
 これからは行事、研究授業で何度も見ることができるであろう。

 勤務後、5年生の子が練習しているポートボールの様子を見にいく(本校体育館)。
そして学童センターに1年生の子を迎えにいき、一緒に歩いて帰る・・・こんな日も
ある。家での話題の中心は子供たちの学校のこと・・・
 全てが水沢小学校を中心に回っている・・・そんな生活が2年は続きそうである。

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