★ コンピュータと星条旗
アインソワ―ズ小学校のどの教室にもあったものが、コンピュータと星条旗
である。コンピュータは各クラスに一台ずつ。ワープロの学習は、ノ―トワープロ
みたいなものが各学級に人数分あって、「ラップトップ」の時間に練習をする。
(日本もいつか授業で、ワープロを練習する時代がくるのかな?)
昔からタイプライターがあったせいか、アメリカでは文字を書くことはあまり重視
していないように感じた。そして、子供たちの字も正直言って読みにくかった。比
較すると、日本の中学生の英語の文字は、上手な部類に入るのではないだろう
か。
さて、コンピュータを何に使うのか。私は教師が何かのデータを探したり、表計
算をするのかと思っていた。
ところが使うのは主に子供たち。しかも何に使うのかというと、「ゲーム」なので
ある。
早く学習が終わった子がボーナスとしてゲームをする時もあるし、休み時間、外
が雨で遊べない時にゲームをする時もある。学習ゲームみたいなものもあって、
クロスワードを子供が作って、それがみんなの宿題になる時もある。こんなに気軽
にコンピュータと接しているわけであるから、中学校では抵抗なくコンピュータ教育
ができるのであろう。
星条旗は教室前方に掲げられている。ふだんは、特に意識することはない。しか
し、時々、5年担任のマーチン先生はアメリカ国歌を歌わせた。星条旗はその時の
シンボルになっている。
子供たちのアメリカ国歌を歌う時の様子は実に誇らしげである。しかも、子供たち
が大好きな局でもある。遊びながら、何やら鼻歌を歌っているなあと思っていたらそ
れがアメリカ国歌だったりする。
しかも、その子だけではない。他の子に、「今、どんな歌が好き?」と聞いたら、何
かアニメの主題歌が出てくるのかと思ったら、何とアメリカ国歌という。
「自分の国を心から愛している」・・・そんな様子が伺えるような話である。
■付記 これは1993年の時の話である。この数年でパソコン事情は激変した。お
そらくアインソワ―ズ小学校のパソコン事情もかなり変化したことであろう。
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