★日本の中の世界遺産を知る

 社会の教科書(教育出版)の中に世界遺産である白神山地を例にしている部分がある。
 「自然を守る」という小単元名である。
 その授業時間を活用して、世界遺産を紹介し、そのよさを感じ取らせたいと考えた。
 その授業の世界遺産に関わる部分を紹介する。

★授業の様子
 白神山地のことについて調べた後、改めて子供たちに聞いた。

■この世界遺産・白神山地の写真を見て、思ったことを発表しなさい。

 ・日本人として、知っておきたい  ・地球の宝  ・緑がきれい  ・珍しい生き物がいて
 すごい  ・すばらしい自然だから残しておきたい


 その白神山地についてを知った後に写真を見たので、子供たちから感嘆の声が続いた。

■このほかにも日本には世界遺産があります。どこですか。

 これには3分の1ほどが挙手。いろいろな情報から知っているものである。「原爆ドーム」
「屋久島の杉の木」「京都」等、出てくる。地元岩手の「平泉の金色堂」も候補になってい
ることを伝える。これには「オー」という声が出た。
 教科書で他の世界遺産を確認してから、写真のある縄文すぎと白川郷の合掌づくりにつ
いて次のように聞いた。

■縄文すぎと合掌づくりの写真を見て、それぞれのよさを発表しなさい

 縄文すぎ

 ・数千年も生きているところがすばらしい  ・迫力を感じる  ・自然そのもの
 ・歴史を感じる

 合掌づくり
 ・趣がある  ・東京の人に見せたい  ・ふるさとを感じさせる  ・雪の美しさを雪を知ら
  ない人々にも見せたい  ・まるで水墨画みたいだ


■このような世界遺産が日本にあります。思ったことを発表しなさい。

 ・世界遺産は日本人として知っておきたいと思いました。白神山地を近くから見てみたい
  と思いました。
 ・世界遺産は、日本にも意外と多くあるのがわかった。やっぱり自然のすばらしさ伝える
  ためにあるのかなと思った。
 ・白神山地は世界遺産だということを初めて知った。世界遺産も日本で縄文すぎや白川
  郷などがあってすごい。日本を見直した。


 感想からわかるように、子供たちは世界遺産の価値について感じとったようである。世界
遺産そのものが価値ある教材だと感じた。
 授業としては、1時間のうちの20分程度の時間で行っただけである。いつか改めて違う
展開で世界遺産を扱いと感じた。

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