★席替えの方法 〜私の場合〜

 先日、同学年を組む先生に、相談された。
 「席替えをしたいのですけど、どうやったらいいのですか。」と。
 初めて担任を持つ先生である。そして、初めての席替えである。

 私は一つの方法を教えた。「希望ジャンケン制」である。特別に珍しい方法
ではない。

 1 黒板に座席表を書き、男女が隣同士になるように番号を書く。
 2 視力が悪い子といった事情のある子は前に座れるように配慮する。
 3 残りの子供たちは自分の希望の席を選ぶ。
 4 複数以上の希望がある場合には、ジャンケンで決める。


 この方法で、ポイントがいくつかある。

■事前に席を決めるための観点を子供たちに考えさせること
 「前の方の席に座ると、どんないい点がありますか」「集中できる」「黒板が見やすい」
 同様に真ん中や後ろの席についても聞く。
 このような話し合いで、自分なりの選択基準を子供たちは持つようになる。
 こうすることで、子供たちは納得して席を選ぶ。この納得するがポイントだと思う。
 「後ろに集中するのでは」と思われるかもしれないが、意外とバランスよくいくものである。

■ジャンケンで負けた子供たちへの配慮
 この方法で納得していない子供たちもいる。それはジャンケンで負けて、不本意な席に
なってしまった子である。その子供たちには、「次回優先権」を与えている。(これも事前に
確認)

■早めの席替え、弾力的な席
 私は、座席自体を常に固定したものとは考えていない。
 学級には40人近くの子供たちがいる。いろいろな友達といろいろな場で触れ合うことが
できればよいと考えている。だから、席替えも1ヶ月に1回程度と早めである。
 また、いろいろなグループも構成している。「総合の席」「理科室での席」というようにで
ある。

 さて、冒頭で相談をした先生。
 結局、「希望ジャンケン制」で席替えを行った。今のところ新しい席も順調のようである。


トップに戻る