★ 仕事が一番! 〜教師の生活リフレッシュ法〜

 この原稿は教師生活を楽しむ方法について書いたものです。今とは事情が異なってい
ますが、そのまま掲載いたします。

■ 我が子を迎えに行く
 5時すぐに学校jを出る。共稼ぎの我が家は当然のことながら、家事は分担している。子
供たちの送り迎えは私の仕事である。まず、次女を保育園に迎えにいく。そして長女を小
学校の学童保育に。どちらも帰り道の途中である。
 このような施設があるのは、本当にありがたい。迎えにいくときに、ほかの友達と一緒に
遊んでいる娘たちの顔を見るとホッとする。
 「今日も一日、具合を悪くしないで、私たちを働かせてくれてありがとう」と心の中で思う。
 だから、家に帰ってからはまず娘たちといっしょに遊ぶ。まだ7才と3才だから、公園で遊
具を使って遊んだり、家でゲーム遊びをしたりする。これで仕事の頭はリフレッシュ。

■仕事をリフレッシュに生かす
 「公私」のけじめは大切である。しかし、仕事をしながら、自分の楽しみにも応用できるも
のもあるのでは・・・と思っている。発想を変えれば、学校でも次のように自分のためになる
ことがある。

★体育の時間、子供たちと一緒に汗をかくぐらい運動をする。休み時間も一緒にサッカーを
 する。いい汗をかくだけでなく、年々衰える体力も維持できる。
★子供たちが調べごと等で図書室に行ったついでに、自分の興味のある本をななめ読み。
 知識を蓄えるだけでなく、時には教材のヒントもつかむこともある。
★図工や作文の時間、子供と同じ教材で創作活動をする。自分にできるせいいっぱいの作
 品を完成させたときは大満足である。子供たちの前でそれを発表する。作文などは、「さす
 が先生。おもしろいよ。」と拍手喝采である。
★音楽鑑賞、芸術鑑賞の行事は、教師にとっても「心の洗濯」の時間。子供たちの聞き方ば
 かり気にかけるのではなく、教師も十分に楽しんでしまう。音楽鑑賞で子供向けに出され
 るクイズに、私はいつも手をあげる。

 「そういう機会がなくて・・・」というのならば、意識的につくってみよう。「子供の学習のため」
という名目で、自分の楽しみを増やすのだ。
 6年生担任の今年、担任の祖母に茶の湯の先生がいた。さっそくお願いをして、社会科の
室町文化の学習で、校内で「茶の湯の会」を開いた。私にとっても初体験であり、日本文化
のよさを満喫した。
 発想を変えれば、このように授業中に自分も楽しむことができる。
 学校の仕事という「公」の中に、ささやかな「私」を持ち込んでみよう。自分を高めることにも
なる。

■ 朝はゴールデンタイム

 ストレスがあるときに、遅くまで起きていてもしかたがない。よけいなことを考えて眠れなく
なる。そうすると目覚めが悪くなる。またストレスがたまる。これでは悪循環だ。
 そんなときには早寝するに限る。多くは子供と共に9時すぐに寝てしまう。目がさめると朝
方の4時。実に静かである。家族が起き出す6時ごろまで全く一人だけの時間。家族団欒の
時間もいいが、この時間も貴重だ。
 朝は雑音がないから、集中しやすい。頭も疲れていない。読書をしてもよし、仕事のアイデ
アを考えるのもよしである。

■ 今日も楽しく出勤!

 じつのところ、私はストレスがたまらない方である。たまらないような考えでいるからかもし
れない。毎日の学校がとにかく楽しい。授業することはもちろん、休み時間での子供とのふ
れあい、おいしい給食、同僚の雑談と楽しいことだらけだ。
 研究授業にしても、計画的・意図的に準備をすれば自分の勉強になる。時間的な負担には
なるが、自分の財産になると考えればありがたい機会である。
 学級通信も年間200号のペースで発行している。授業のこと、子供たちのことだけではな
く、自分の読んだ本、思い出話、研修記なども入れる。自分の日記がわりのようなものだ。だ
から続いている。
 というわけで、自分のリフレッシュ法で一番は、やはり仕事かな。今日も楽しく出勤である。

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