★ 「指定語」でまとめが変わる

 学習のまとめを書く。
 書き慣れていれば、それ相応の内容を子供たちは書く。
  しかし、もう一歩踏み込んだ内容を書いてほしい・・・と思う時がある。
 そのような時に「指定語」は有効である。

・「もし」を入れて、書きなさい。
・結論の後に、「なぜなら」や「たとえば」で書き始めなさい。

 このような指示を出す。
 慣れてくれば、事前に指定語を板書するだけで、子どもたちはその指
定語を使うようになる。
 具体例を示す。

 わたしは、魚屋でかいたいです。なぜなら、スーパーが遠い人にと
っては、近くの魚屋がべんりだからです。
 もし、一つや二つだけ買うのだったら、スーパーではパックに入ってい
て、できないからです。
 だから、わたしは魚屋でかいたいです。

 これは、3年生の社会の学習で、「魚を買うとしたら、魚屋とスーパー
のどっちで買いたい」というテーマで話し合わせた後に書かせた時のま
とめである。
 このように使うべき語句を指定することによって、子供たちは、自分の
考えの例示、理由づけ、反例を考えるようになる。
 むろん、このような指定語はいつも事前に指示をするのではなく、自分
で活用できるようにするのが目標である。
 指定語はそのためのステップなのである。


  次に進む     トップ