★ ノート点検は「その場主義」で
日常の授業でのノート点検を私は、次のような方法で行っている。
1 授業終了後にすぐに見て、すぐに返却する。
2 社会科の1教科は毎回点検する。
3 他教科は適宜点検する。一日一回は、何らかの教科は点検できるよう
にする。
これはあくまでも1時間の学習をしたノートの点検の場合である。授業中に
子供たちのノートを見て、その後の授業展開を考えるのはまた別である。
ノート点検をする場合には、ほとんど最後に授業感想を書かせている。
3年生の子供たちで、一人3分ぐらいが目安である。だから、授業終了時刻
3分前から感想を書かせている。
早い子は一分ぐらいで持ってくる。
授業中に書きたいと思っていたことを一気に書いた子である。遅い子でも5
分ぐらいでノートを持ってくる。
最初に見る時には時間がかかった。一人あたり最低5秒はかかっていた。
書く量が多い子はもっとかかっていた。
しかし、やはり慣れてくると早くなるものである。
これには、理由が二つある。
一つ目は、子供たちが書き方の工夫をしていることである。たとえば、「授業
感想に見出しをつける」「囲みや記号を使う」というように強調点の工夫をしてい
る。私は、そこを重点的にパッと見るといいわけである。
二つ目は、やはり訓練である。子供の技能を高めるのと同様に、教師も技能
を高めていくべきである。
私は「目読」を心がけるようにした。まず、頭で考えながら読むのではなく、目
で速く読むようにしたのである。
最初はなかなか内容を理解した感じがしない。
だんだん慣れてくると、「目読」でもおおよその内容を理解することができるよ
うになってくる。
一目で見ることのできる視野が広くなった。
やがて、5分ほどで全員(33人)のノートを見ることができるようになった。
ただ、いつもいつも授業直後に見ることができるわけではない。次の授業の用
意や急用で見ることができない場合には集めることになる。
しかし、これでは効率が悪い。
授業直後は、教師自身のテンションが高い。だから、子供たちのノートにもパッ
と反応ができる。
しかも時間が限られている。頭がフル回転せざるを得ない。
それが、一旦他の仕事で中断してノートを見るとなると、授業直後ほど集中で
きない。また、ノ―ト返却の時間もとらなければいけない。たとえ、子供たちが配
布するにしてもである。
社会科を常に提出としているのは、自分の学級経営の核になっている教科だ
からである。
本当であれば、どの教科のノートも毎時間点検できればいいであろう。
しかし、現実的にはそれは厳しい。
そうであるなら、まず1教科にターゲットを絞って、必要な技能を指導することが
大切である。私の場合には、それが社会科なわけである。
そこで得た技能がいずれ他の教科にも波及していく。
その場主義で、ターゲットを絞る
これがノート点検を継続するためのコツである。
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