★最後の参観授業は「私の好きな漢字」で親子交流
6年生担任としての小学校生活最後の参観授業、親子で印象に残る授業は何か
できないものかと考えた。
一緒にスポーツを楽しむ、イベントを楽しむといったレク的なものはすでにしていた。
ここは一つ、親から子供へメッセージを送るという活動をしてみようと考えた。親か
ら子供へ真摯なメッセージを送る機会は、ありそうでなかなかないという話を聞いたの
が伏線である。同時の子供たちからも、みんなに向けてのメッセージを発表させたいと
考えた。そこで、「私の好きな漢字」に自分の人生観を集約させるという考えが閃
いた。
以下、実践である。
■事前指導および連絡
・「自分の好きな漢字」とその理由をノートに書いてくる(家庭学習で)ように言う。
・参観授業でその字を習字で書くことと、理由を発表してもらうことを予告する。
・子供用に必要な子にはお手本を作る。(ワープロで作成)
・親御さんに授業内容と、その場でお子さんに簡単なメッセージを話していただく
ことをお願いする。都合が悪く参観できない場合には、メッセージを担任が代読
するので、書いて出してくれるようにお願いする。
■実際の授業
1 習字で「自分の好きな漢字」を書く。(15分)
2 後片付け(5分)
3 発表および親からのメッセージ(24分)
4 担任からのメッセージ(1分)
授業のメインは当然3の発表および親からのメッセージである。
子供たちから出てきた漢字は次のようなものである。(15人学級、重複あり)
努力、翼、勇気、心、寿、夢、未来、春、友達、
成功、光、翔、希望
次のような形での発表であった。
(習字を見せながら)私が「夢」という字にした理由は、一つは自分の夢をかなえ
たいからで、二つ目は中学生になっても夢をもちたいと思ったからです。
それにたぶん、私は心の支えとなる字は、一生夢だと思うからです。
これからは、夢を大事にしていきたいと思います。
そして、夢だけじゃなく、いろいろなものを大事にしたいです。
親から・E子はいつも一生懸命にがんばっていたと思います。時には、うまくいかな
いこともあり、泣いていたこともありました。でも、今はそれもいい思い出です。そん
なE子をお母さんは大好きです。中学校でも夢を持ちつづけてください。
子供たち一人一人発表、そして親からのメッセージに私も感激した。
クラスの人数分だけドラマがあると感じた最後の授業であった。
ただ、これは人数が少なかったから(15人)できた授業かもしれない。40人近い
学級では、当然親からのメッセージの時間も限られるであろう。
でも、いつか再度してみたい授業である。
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