学年経営の充実を図るための工夫と課題

 このレポートは平成15年の8月に行われた「学年主任研修会」に持参した
ものである。

1 学年経営の充実を図るための工夫

 (1) 「磨き合う」「響き合う」「築き合う」学年経営を目指す
 日ごろから「学年の教育力向上のための学年経営」をしたいと考えている。そこ
で今年度は、「磨き合う」「響き合う」「築き合う」ということを目指して学年経営を行
っている。たとえは次の通りである。
・得意分野を積極的に交流し教師の力量を高める(「磨き合う」)
・学級の情報を聞き合ったり、学級通信を交換したりして他学級のよさを理解する
 (「響き合う」)
・相談事があればお互いに気軽に出し合い経験談を話し合う(「築き合う」)
 コミュニケーションの多さが学年経営の深さに比例すると考えている。

 (2) 「36人の担任である」と共に「146人の担任である」という意識を持つ
 現在5年生の担任である。本校の5年生は各学級36〜37人の4学級である。高
学年ということで、学校行事・体育・総合的な学習の時間等に学年合同で授業をす
る機会も多い。その時には学年の先生方全員が「5年生全体の担任である」という
意識で指導にあたっている。他学級の子どもたちに積極的に声をかけたり、時には
厳しい指導も行ったりする。このような意識を各自が持つことにより、学年全体の子
どもたちの情報交換が活発にできていると考える。

 (3) チームワークとリーダーシップを心がける
 今年度の同学年(少人数担当を含めて5人)のよさは、各自の個性や考えを尊重し、
教育目標の達成に向けてお互いの役割を果たそうとする点である。すなわちチームワ
ークがよいと考えている。限られた時間の中で準備を行った6月の林間学校ではその
よさが発揮されたと思っている。
また、学年主任は調整者であるとともに情報や企画を提供する指導助言者である。先
を見通したリーダーシップを心がけている。

2 課題に対する取組の方向性

 (1) 本校の主題研究をもとにした学年研究の推進を図る
 本校の主題研究は4部会(国・社・算・理)であり、学年で1名ずつ(算数は2名)各部
会に所属をしている。その成果が学年全体に反映をしていない現状がある。2学期は学
年会で「主題研究の成果を広げる」という点を積極的に行い、授業改善を図っていきたい。

 (2) 他の主任との連携を深める
 教務主任をはじめとする他の主任や専科の担当ともっと連携を深める必要があると考え
る。各主任の考えを理解して、学年で共通理解を図ったり、専科の担当とこまめな情報交
換をしたりする中から、学校の教育目標を達成するように努めていきたい。

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