★提案カードで子どもたちから議題を

 子どもたちから「学級会の議題がなかなか出てこない」という声を聞く時がある。
 提案ポストを置いても、最初は提案が入っているがそのうちマンネリになって、ポスト
が見向かれなくなるということを私も経験をしている。
 それは「待ち」の姿勢だからではないかと考える。
 子どもたちから議題がほしければ、次のようにすればよい。

 提案カードに時間をとって書いてもらう

 朝の会にカードを全員に配布する。
「学級会で話し合ってほしいこと」「この学級がこうなったらいいなあ」「みんなでしたい
活動」・・・何でもいいです。みんなの提案を書いてください。

と言って。
 ない子は、何も書かなくてかまわない。出てきたいくつかの意見が大事である。
 実際に書かせた時のことを書いた学級通信を紹介する。


 「ていあんカード」書かせました。
 これには、「3の1でこんなことをしてみたい」「係へのきぼう」「こんなことでこまってい
る」といったことを書くものです。
 子どもたち個々の声を全体に反映させて、よりよい学級にするためのものです。書か
れていたカードを見ると、なるほど・・・と思うような子どもたちの希望が出ています。

■休み時間に自由に工作をしたい。ぼくは工作が上手だから。
 →確かに工作は男の子にとっては、外遊びの次に価値のある活動です。
■毎日、お楽しみ会をしたい。
 →「毎日」という点が新鮮です。現実には無理だけど・・・。
■虫とりをしたい。
 →休み時間はけっこうしているみたいだけど、それだけじゃ満足しないのかな。
■ゲーム大会をしたい。クイズ大会をしたい。
 →これは、「ゲーム係」があるので、そちらに連絡すれば企画実行してくれるでしょう。

 こんな具合です。生活上の問題もあります。「わるぐちをやめてほしい」といったもので
す。こういうのは、直接私に訴えてくる子もいますから、そのつど対処しています。
 さて、これらの「ていあんカード」の中で一番多いのが、「学校でしてみたいこと」です。
やはり、いろいろなおもしろいことを子どもたちはしたがっています。
 そこで、それらを一気に行おうということで、「3の1クラブ」を発足させることにしました。
 子どもたちの希望をもとにして誕生したクラブは次の通りです。

 ■工作クラブ(手作りペットボトルロケットを作る)
 ■研究クラブ(虫などを研究する)
 ■イラストクラブ(イラストをかく)
 ■おしばなクラブ(いろいろなおしばなを作る)
 ■アンケートクラブ(いろいろなアンケートをとる)
 ■4コママンガクラブ(4コママンガを作る)


 クラブ名を見るだけではなかなかおもしろそうです。「研究クラブ」などは、(こんなものを
希望する子はいないだろう)と思っていたら、内容を見て合点がいきました。これらのクラブ
の掲示物で、教室はにぎやかになりそうです。


 クラブは期間限定で楽しく行われた。むろんクラブによって活動意欲の差はあった。それ
はそれでいいと考える。
 大事なのは、子どもたちからの議題提案の方法が多様化されていることである。このカー
ドを時間をとって書かせるのはその一つである。


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