★ゆったり通知表配布、そして「先生への手紙」

 本校は1学期と2学期の通知表は親御さんへの配布である。
 それが3学期は子どもたち自身への配布となる。終了式の日、限られた時間は
40分弱。ほとんどの学級は教室で一言添えての配布である。
 しかし、せっかくの通知表配布の機会。価値ある時間にしたい。

 そこで、「個別面談&学級個人修了式」というようにセレモニーとして行う。
 次の通りである。

1 別室(今回は隣の少人数ルーム)で一人ずつ個別に話をする。
2 一人1分程度。その子の励ましとなる言葉をかける。
3 話のあと修了証(通知表裏面)と祝い品(今回はシール)を両手で手渡す。
  その後握手。


 これは私にとっては至福な時間であった。わずか1分といえども、落ち着
いて子どものよさを伝えられたことは嬉しいことであった。あの場で言われ
たことは子どもたちも覚えているであろう。3学期だけではなく、できれば
学期に一度ぐらいはしてみたいと感じた。心配事を確認できるのもメリット
である。今回は別の教室でしたのだが、ソファーとテーブルのようなゆったり
とした雰囲気で行ってもいいなと感じた。

 さて、一人一人と面談する間、他の子どもたちは自習となる。今回は「先生
へ」というテーマで作文を書かせた。その作文は、教師である自分に対する子
どもたちからの励ましである。

・「いじめがあった時に、こわい先生になり初めておこった顔をみたから、
 びっくりしました。でも、そのあとはニコニコ笑顔で授業を始めました。ぼ
 くはついホッとします。
・一緒に勉強したときにはとても勉強ができてよかったので、僕は先生がまる
 で魔法を使ったみたいなので、すごいなあと思いました。
・先生はとっても優しい時ときびしい時に気持ちを分けられるから、僕もそう
 いう人になりたいです。
・そういう先生を見て、わたしも見習って何かの先生になりたいなと思いました。
・私が一番楽しかったのは授業です。先生に教えてもらっているとおもしろくな
 いことでも、楽しくなっていきました。先生は、おもしろくないことでも、おもし
 ろいことに変えるまほうつかいみたいな人ですね。
・先生がいてとてもよかったことは、私がいやだと思っていることを、全部聞い
 てくれて、私はすっきりしました。
・すごいと思った点は、一言でみんなをひやりとさせてしまうことです。ぼくもあ
 んなにみんなをまとめることができたらなあと思ってしまいました。
・ぼくが休んでいる間に家に電話をかけて励ましてくれたのが、すごくうれしか
 ったです。先生の電話のおかげで、早く病気をなおして、学校に行くぞという
 気持ちになれて勇気がわいてきました。
・先生はいつもどんな時でも、はげましてくれました。喜ばせてくれました。楽し
 ませてくれました。ほめて下さいました。私はそういうことを忘れることができ
 ません・・・・等。


 子どもたちにとっても、私にとっても価値ある時間であった。

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