★ テレビ日記でメディアを見る目を育てる
5年生社会の情報の学習で、テレビ放送のことを扱うことにした。その時に
何とか日常のテレビ放送のことに興味を示してほしいと考えて、「テレビ日記」
を家庭学習の中で書かせた。
次のような指示を単元が始まる前にした。(5年生2学期)
これから社会ではテレビ放送の学習をします。君たちが毎日見ているテレビ
について思ったこと、気付いたことを日記に書きます。テレビ番組でもいいし、
コマーシャルでもいいです。長くても短くても構いません。期間は1週間です。
期間を限定したのは、社会科のテレビ放送の学習期間に合わせたかったと
いうこととマンネリにならないようにするためである。
翌日、さっそく子供たちは書いてきた。
■ 今日見たジョージアのCMは、今回で5作目のものです。違う歌なの
に、同じリズムなので、歌をよく考えれるなあと思いました。
そして、このCMの一作目はつい最近なのに、どんどんどんどん作っ
てすごいと思います。
それと、その出てくる人は、いつも同じような人で、中では毎回出てく
る人もいます。
ぼくはジョージアのCMの歌を覚えるのが好きです。
■ CMを見ていると、何かの募集と視聴率を上げる宣伝と物を買ってほ
しいの3つに分かれると考えました。時間は15秒と30秒です。
短い時間で楽しくするようにCMは作っていると思います。
天気情報で、短い時間でわかりやすく図が書いてあり、言う人が「あ〜
さむそう」とかひとり言をいったり、洗濯情報が書いてあったりしました。
見ていると楽しくなってきて、工夫をしているなと思いました。
■ 今日、いろいろなCMを見て、一番すごいなあと思ったのは洗剤のジョイ
です。
人が天使のかっこうで、小さくなっていておもしろかったです。あれはどう
やって小さくしているのかなと思いました。
日記の中には子供たちが発見した番組やCMの工夫、疑問点が詰まっていた。
これらはそのまま授業での学習の視点にもなるものである。
実際に授業でも子供たちの日記の一部を活用することができた。
また、このテレビ日記はふだん作文を苦手とする子でも、長く書く子がいたという
のが特徴であった。テレビ好きの子である。ここぞとばかりに自分の思ったことや
考えを書き連ねていた。
短い期間での取り組みであったが、授業とのタイアップで子供たちのテレビ放送
を見る視点は今まで変わってきたと思われる。
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