![]()
(C)鈴木伸一
このトップページのイラストは漫画「おばけのQ太郎」に登場するラーメン好きのキャラクター、小池さんです。
小池さんは、アニメーター鈴木伸一さんがモデルで、現在は日本アニメーション協会の副会長として活躍しておられます。
ところで、話題のアニメ「千と千尋の神隠し」もう、見ましたか?宮崎駿監督、スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」もう見ましたか?。私はまだ見ていません。この話題の漫画映画のオフィシャルガイドブック「COMIX BOX voL9」が発売されています。この本の中で南正時も写真提供で協力しています。何を提供しているかと言えば、ナント宮崎駿監督の○秘秘蔵写真なのです。私はもう30年以上も前の若かりし頃、アニメの仕事をしていました。そのとき宮崎駿監督や、高畑勲監督、「ルパン三世カリオストロの城」の大塚康生さんたちと、一緒に仕事をしたことがありました。その頃、スタジオのモテない男性アニメーターたちのために私が「お見合い写真」を撮りました。提供した写真はその時撮った宮崎監督の「お見合い写真」と、当時の若かりし頃の駿さんのスナップ写真2枚です。これが以外と評判なんです。なんてたって神様宮崎さんの秘蔵写真ですから、宮崎アニメオタク必見の写真となっているんですって・・。本を買って見てくださいな。
定価 1050円
「COMIXBOX voL9」
ふゅーじょんぷろだくと刊 (C)ふゅーじょんぷろだくと
鉄道写真の南正時とアニメーション
この取り合わせに、私を知る方には不思議に思われるかも知れません。
私にとってアニメーションは、私を鉄道写真の世界に誘ってくれたあるきっかけを作ってくれたのです。レールファンの方にはアニメファンの方もいらっしゃると思います。ここでは私とアニメの話をしたいと思います。興味ない方は他のページにどうぞ。
私は現在、日本アニメーション協会の会員です。初代会長は故手塚治虫先生。現在は「三国志」の人形で知られる川本喜八郎さん。会員はアニメーター、研究家、評論家などアニメを職業としている人たちによって会が構成されています。(アマチュアの参加は原則として出来ません)さしずめこの会での私の肩書きはアニメ研究家といったところで、同会の広報兼カメラマン、つまりは何でも屋みたいなことをしていて、若いアニメ人材を陰ながら応援しています。
私は10代から20代の前半の頃、昭和40年代初めに名古屋に住んでいました。当時は鉄道大好き人間であると同時に漫画映画(当時はアニメなる言葉がまだ一般化していなかった時代です)大好き人間でした。まだテレビアニメもない時代でしたから、ディズニーの長編、短編漫画映画、東映動画の長編漫画映画をかたっぱしから見ていました。と同時にアニメを8ミリ映画で作り始めていました。今でいうアニメの自主制作といったところです。
そんなある日、地元の中日新聞の記者がコツコツアニメを作っているセーネン(私)を取材に訪れたのです。アニメセーネンは数日後の社会面のトップに掲載されました。(よっぽど他にネタがなかったんですね)、その反響は東海地区でも大きくて、多くのアニメファンから手紙を頂きました。そして私同様にアニメを自主製作している人達とも知り合いになれて、その人達とここでいっちょアニメサークルを作ろうという事になりました。名は東海地区の人達が集まったということで、「東海アニメーションサークル」(TAC)と名づけられました。愛知県在住の映画評論家でアニメ評論家の森卓也さんに言わせれば「日本初のアマチュアアニメサークル」だそうです。その後、この会にはあの手塚治虫先生もお忍びで参加されたことがあります。TACは今も現役で名古屋地区を中心に上映会など活発な活動をしています。
TACを発足して1年後、私は上京して当時杉並区東高円寺にあった「Aプロダクション」というアニメ製作会社に入社しました。当時「巨人の星」「コメットさん」がスタートしたばかりで、私は「巨人の星」の制作スタッフとしてプロのアニメの世界に入りました。当時、Aプロはスタッフ第一主義で優秀なアニメーターが働いていました。スタジオジブリで働いていた故近藤喜文さんがAプロに、スタジオジブリのベテラン百瀬義行さんも私の後輩として関連会社に入ってきました。
そんなAプロに「ルパン三世」の映画化のために東映動画からベテランアニメーターの大塚康生さんがやってきました。大塚さんは名作「太陽の王子・ホルスの大冒険」を終えてAプロに移籍してきました。ここで大塚さんが熱心な鉄道、とりわけ蒸気機関車ファンだったことを知ったのです。私が撮ってきた各地の蒸気機関車の写真を見て批評して下さったり、大塚さん撮影の山手線を行くD51重連の写真を見せて下さりで、私の鉄道趣味も大塚さんによって一気に高まりました。そして私が驚いたのは戦時中、カメラを持って鉄道を撮影するなどスパイ行為と思われる時代に、大塚さんは大学ノートに万年筆で九州の筑豊炭田の機関車や、故郷の津和野の機関車を丹念にスケッチされたのです。爆撃で破壊されたキューロク(9600型)や、特徴ある機関車のスケッチはパイピングまでリアルに描かれていました。
(C)Yasuo.OHTSUKA
中学生の頃写生した機関車の絵と現在の大塚康生さん (写真左)
こうして、私は大塚さんの機関車少年時代に感激して、本格的に鉄道写真を撮り始めるようになったのです。大塚さんは「ルパン三世」の劇場用パイロットフィルムを完成した後、Aプロで「ムーミン」「ルパン三世」TV版などを手がけました。そしてあの名作「ルパン三世・カリオストロの城」「コナン」などを完成させるのです。「ムーミン」が終わった頃に新作の準備のため東映動画より宮崎駿、小田部羊一、高畑勲さんたちがAプロにやってきました。私は1年ほどご一緒にAプロにいましたが、そのフリーの写真家として独立するためAプロを退社しました。

大塚さんが東映時代に描かれた「太陽の王子」の絵皿と、
昭和34年に描いた「少年猿飛佐助」のキャラクター絵(いずれも原画所有・南正時)
大塚さんが出された楽しい本「大塚康生のおもちゃ箱」
Aプロを退社してアニメの仕事から離れて本格的に鉄道写真に取り組んでも、アニメとの関係は保っていました。2年に一度広島で開催される「広島国際アニメーションフェスティバル」には第一回から欠かさずに出席していますし、日本アニメーション協会主催のフェスティバル「イントゥ・アニメーション」にも参加しています。今やアニメーションを作ることはなくなりましたが、若いアニメータの作品や、私が子供の頃胸ときめかせて見た漫画映画をビデオなどで楽しんでいます。
ちなみに私の勤めていたAプロダクションはその後さらに発展して、「シンエイ動画」(Aが新しくなったので新A、つまりシンエイ)と名を代えて「ドラえもん」などの作品を世に出しています。

日本アニメーション協会の別部屋
日本アニメーション協会公式ホームページ
http://www.jaa.gr.jp/j/index.html
特報・INTO ANIMATION U

日本アニメーション協会の自主事業 INTO ANIMATION U が東京都写真美術館にて開催されました。
3月6.7日・3月13日.14日
東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)
会期中のスナップ集です。
撮影・南正時、角川弘明
掲載の写真は撮影者、日本アニメーション協会の承諾を得ずに無断使用は固くお断りします。
(C)Masatoki.minai/Hiroaki.tsunokawa/JAA

フェスティバル・プロデュサー古川タクさんの開会挨拶。(写真・左)
玩具感覚でアニメーションや、パソコンでお絵描きには、アニメーションが制作できるとあって、人気コーナーになっていました。
写真中央、パソコンでアニメーションをレクチャーする、うるまでるびさん。写真右、粘土アニメーションを作る子供たち。
ステージ上に「花折り」の人形が「ゲスト出演」。コンピュターによって「李白」のコマ撮りが行われ、即座に上映されました。
アニメーションの楽しさと不思議に観客もすっかりアニメーションの世界に入り込んでいました。
アニメーターは川本さんの良きパートナー峰岸祐和さん。司会進行は森まさあきさん。
上映された「花折り」(写真右、(C)川本喜八郎)ステージで上映作品「花折り」の人形を展示。
川本さん直々の解説に観客の嬉しそうな表情が印象的でした。

into ANIMATIONに参加した会員は、会場整理、上映、オープンワークショップ、はてはお弁当の買い出しまで、
それぞれの役割分担で参加。楽しい4日間を過ごしました。
会期中、お越し頂きましてありがとうございました。
また、満員で会場に入れなかった方、ごめんなさい。
また、次回をご期待下さい。
日本アニメーション協会
JAPAN ANIMATION ASSOCIATION

ここに掲載されている写真の無断転用、掲載を禁じます。
(C)Masatoki.MINAMI
今はもう、アニメを仕事とすることはありませんが、それでも時々は雑誌の取材などでアニメーション作家の撮影などの仕事もあります。
アマチュア時代に逆戻りしたわけですが、それでも数年間のアニメの仕事では多くの人達と知り合い、今もなをお付き合いがあります。
これからご紹介する写真は、アニメーションの良き先輩達であり私の大切な友です。
手塚治虫先生のこと。
手塚治虫先生は私にとっては神様のような存在でした。アニメーションを通じていろいろな機会で親しくさせて頂きました
ザグレブ゙国際アニメーションフェスティバルでグランプリ受賞パーティ

写真左は、カナダのアニメ作家、フレデリック・バックさん「木を植えた男」で知られています。
写真中央、ロシアのユーリ・ノルシュティンさんは映像の詩人といわれている作家です。
写真右は、ディズニーのチーフアニメーターだったウオード・キンボールさん。「白雪姫」「ピノキオ」「ピーターパン」などを手がけました。
なによりもお会いしてうれしかったのは、キンボールさんはSLマニアで鉄道ファンだったことです。
アニメーションの世界へどうぞ !! リンク先です。
日本アニメーション協会ホームページ http://www.jaa.gr.jp/
日本唯一のアニメのプロが集まる協会のホームページです。
東海アニメーションサークル・TAC http://w3mb.kcom.ne.jp/~suwa/tac/
日本初のアマチュアアニメサークル、上映会など活気な活動をしています。
手塚プロダクションホームページ http://www.tezuka.co.jp/
漫画の神様手塚治虫先生の世界が満載です。
STUDIO GHIBLIのホームページ http://www.ntv.co.jp/ghibli/
ジブリの作品、ジブリ日記など掲載されています。
ヤマムラアニメーションホームページ http://www.jade.dti.ne.jp/~yam
世界のアニメフェスティバルで数々の賞に輝く新鋭のアニメ作家。
コミックボックス・ホームページ http://www.ask.ne.jp/~comicbox/
少々マニアックなコミック誌、南正時も少し手伝っています。
アニ同 http://www.anido.com
上映会、ビデオ、出版物など刊行する並木孝の手弁当のアニメーション同好会、必見のサイト
高畑・宮崎作品研究所 http://www.yk.rim.or.jp/~rst
高畑、宮崎作品の研究グループでその活動は活発で、HPには大塚康生さんのコーナーもあります。
南 正時の自己紹介 BOOK 話題と最新情報 日本の新しい鉄道 懐かしい鉄道 名水の旅 温泉の旅
南正時の季節の旅 南正時の道具箱 世界の鉄道 BR−103形機関車特集 海外の鉄道インフォメーション
2000年「南正時さんと行くヨーロッパ鉄道写真講座」の旅 アニメーションの話 南正時の生活 きもの愛好者の集い
きもの愛好者の集い・五個荘・近江八幡オフ編 2000・ヨーロッパのきもの旅