デジタルリマスターで蘇る鉄道風景 フィルムは永久記録メディアではなかった。 石巻線・女川港貨物引込線 1974年・昭和49年6月撮影 ハッセルブラッド500CM ブラナ―150mmF4 エクタクロームP(ASA50) |
| この頃のブロニー判のフィルムはコダックのエクタクロームを使用していました。同フィルムのプロフェッショナル判のエクタクロームPは発色とシャープネスの良さから愛用していましたが、残念ながら同フィルムの当時のフィルムはほとんどが40年近くを経た今、退色劣化していました。数年前まではほぼ修複は不可能とあきらめていましたが、スキャナーの高性能化、現像ソフトの性能アップで、ここまでリマスター化が可能になりました。 |
| フィルムスキャナーでオリジナル版をパソコンに取りこんだ画像は、Digital Photo Professionalの現像で補正しました。まず、Redの色調を大幅に減らしあとは、少しずつ色調調整をしました。 |
| 濃度を明るくしてコントラストを付けて、山の緑、海の青、SLの黒に注意しながら、色調を微調整。 |
| 最終的に明度を調正して仕上げました。まだ若干の「赤」が残っていますが、これは劣化した色調の残りと思われます。それでも思った以上に、かつての画像が蘇りました。 この撮影場所も含めて、東日本大震災による大津波によって女川港をはじめ女川駅など鉄道施設は壊滅的な被害を受けました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。 |
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