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だいなとDFを比較してみる

だいなファイラと DF はどちらも2画面ファイラだけど,その機能にはもちろん違いがあります.ここでは機能に差があると思われる項目をピックアップして,各項目別の具体的な差異と,僕の主観による勝敗を述べます.勝敗は数学っぽく,記号を使って

( DYNA < DF ) :だいなよりDF がちょっといいと思う:

( DYNA >> DF ) :だいなが DF よりかなりいいと思う:

というように表します.あふはだいなと対して違わないので,比較しても面白くない,ということで,とりあえず DF だけ比較します.だいなと比較することで DF の凄さもわかっちゃうナイスな企画です.ついでに各ファイラの弱点もわかっちゃうヤバメな企画です.

内容に間違い,勘違いがあるかもわからないので,見つけた人は教えて下さい.

スクリーンショット:謎の透過DF!!!

キー割り当てを設定する.(DYNA < DF)

どちらもフルキーカスタマイズが可能だけど,だいなは DF に比べて割り当て可能なキーがちょっと少ないです.

表示形式を設定する.(DYNA < DF)

だいなはファイルの種類に応じた色分けやフォルダの色分けができて,さらに背景に画像を透過させることができるから,見た目が美しいです.

一方,DF はファイルの種類の他に,ワイルドカードで指定した条件にヒットするファイルの表示色までも,細かく変更することができます.設定は INI ファイル直接編集なので慣れない人は不便と思うかもわからないけど,実際には余計なツール使うより早いです.ファイラとしての機能を重視して DF の勝ち.

ウィンドウの大きさなどを変更する.(DYNA < DF)

DF はウィンドウサイズ,位置,大きさなどはカーソルで手軽に変更できて面白いけど,だいなはここまでアクティブにウィンドウサイズを変更することははできないです.「ちょっとどけ!」という場面では手軽な DF が強力です.ただし,だいなは初めから最大化でしか使わないので,僕は困ってないです.

フォルダを変更する.(DYNA << DF)

だいなは CraftLaunch と連携してフォルダを変更したり,というのは基本的にはできないです(無理すれば方法あるけど).ただし,ショートカットファイルを利用して仮想的に登録フォルダを無制限に利用できるので,あまりフォルダ移動で苦しむことはないと思います.

一方,DF は CraftLaunch との連携が可能だし,GOw というソフトと連携させると,めちゃめちゃ高速にフォルダを変更ができます.登録フォルダを利用するときも,一覧からインクリメンタルサーチが使えるので強力です.フォルダ移動については,DF より早いファイラはないと思います.

フォルダ履歴を利用する.(DYNA > DF)

だいなはエクスプローラのように Alt + ←(or →) で履歴から移動できます(キー割り当てのデフォルトはエクスプローラと異なる).一方,DF はこれができないようです.これは DF とだいなの大きな(?)違いと思います.

圧縮・解凍と仮想フォルダ.(DYNA >> DF)

だいなは圧縮・解凍はもちろん,仮想フォルダを使って圧縮ファイルを通常のフォルダと同じ感覚で利用できます.

一方,DF は圧縮・解凍は出来るけど,仮想フォルダは実装してないです.これは圧縮ファイルの中から一部のファイルだけを抽出したいときには,かなり不便です.

FTP を利用する.(DYNA > DF)

だいなの場合,FTP を使ってサーバにあるファイルをローカルファイルと同様のインタフェイスで利用できるのに対して,DF は FTP 機能はないです.ある意味で大きな違いだけど,FTP は必ずしもファイラの仕事ではないので,強力な FTP クライアントで補えばよいと思います.利用のスタイルによってはだいなの大きな優位と思います.

サブフォルダ以下からファイルを検索.(DYNA << DF)

だいなはダイアログボックスでサブフォルダ以下の検索を行い,検索結果から目的のファイルを一つ選択してカーソルを合わせることができます.

一方,DF はだいなとは全く動作スタイルが異なり,検索にヒットしたファイルの一覧がそのままファイラウィンドウにリストアップされ,以後,通常のファイル操作をそのまま続行できます.どう考えても DF が便利と思います.

ファイルにマスクをかける.(DYNA << DF)

だいなはマスクをかけて特定条件にマッチするファイルのみを表示することができますが,フォルダを移動するとマスクが解除されます.

一方,DF は一度設定したマスクは自ら解除するまで保持されます.また,複数のマスクを指定できるのも大きな違いです.DF の勝ちです.

条件を指定してファイルをマークする.(DYNA < DF)

だいなは特定条件のファイルにマスクをかける機能があります.この際,フォルダとファイルを区別しません.

一方,DF はファイルのみを対象とするか,フォルダを含めて対象とするかを選択できます.特殊な条件下ではこの微妙な自由度の差が大いなる違いとなります.DF の勝ちです.

ファイル名を変更する.(DYNA < DF)

どちらも基本機能は同じだけど,DF は連番にも対応した連続リネーム機能を実装しているので DF が若干上です.個人的には,連番など,複数同時修正は拙作のませリネームを利用しているので,対した違いはないです.一応,DF の勝ちです.

マウスで操作する.(DYNA > DF)

DYNA も DF もキーボード操作を前提に設計されているけど,基本的な操作はマウスでもある程度できます.どちらかというと DYNA がドラッグ機能など使えて便利なようです.まあ,個人的にはどうでもいいけど,一応 DYNA が優秀ということで.

軽い.(DYNA < DF)

両方軽いけど,どっちかといえば DF が軽いです.だいなを使って重いと感じるユーザはいない気もするけど,個人的には DF の軽さはかなり魅力です.


というか,なんでだいなをメインにしているの? (DYNADF)

ここまでに見たとおり,一方が他方の部分集合にはなってないです.従って,両方のいいとこ取りしたら最強です.そして,両者の特性を考慮すると,必然的に DYNA がメインになります.

どういうことかというと,DF は動作が極端に軽い上に1画面で利用することができたり,なにかと小回りがききます.カスタマイズの自由度もだいなより上なので DF を DYNA にあわせていろいろ改造することができます.

一方,DYNA は常に2画面で動作するし,DF に比べて重いし,カスタマイズの自由度が低いです.あまり頻繁に起動・終了を繰り返すのはしんどいです.実際,DYNA で処理が苦しくなったら,そのとき開いてるフォルダを指定してサッと DF を起動してしまえば,ストレスなく操作を DF に引き継ぐことができます.

要するに,どちらが優れてるという話じゃなくて,ファイラとしてのスタイルの違いが問題ということです.


おまけ (DYNADF)

■テキストビュア,秀丸の閲覧モードなどを主に利用するので,どちらも強いて必要ない.■ 画像ビュアはだいなの方が便利だけど,IrfanView やら ViX やら外部ツールもあるので,とりあえずいらない.■ バイナリダンプもファイラの仕事とちょっとズレるから比較しない.■ キーボードドロップは DF だけの機能だけど,DYNA でも外部ツールで近いことできるのでとりあえず比較しない.