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それは懐かしい感触で・・・


とても雰囲気のあるゲームでした。
世界観に対する説明っていっさいなくって。
それでいて居心地の良い、残酷で美しい世界でした。
出てくる人はふたりっきり。
主人公であるイコと、囚われた少女ヨルダだけ。
ただ、そのふたりが手を取り合って助け合って囚われた城から抜け出そうとする物語。
ただ、それだけ。
  
思うのは、「音」の事。
普通のゲームだったらあるべきBGMが、このゲームにはなかったりする。
いつも聞こえるのは風の音。
鳥の鳴声や、水の流れる音、何かがこすれる音。
環境音・・・って言うのかなぁ。
そういう音がいつも聞こえる。
その世界はけっして悪意のあるものじゃない。
だから、どんなに恐ろしい場面であっても鳥の鳴声が聞こえる。
そんな世界を辛いとか、苦しいとか思わない。
「世界の中に存在する自分」ってものを実感できる。
  
思うのは、この手のひらに伝わるぬくもり。
ひとりじゃないって実感。
守りたい人がいるって実感。
それが自分を奮い立たせ、世界に立ち向かう勇気をくれる。
この世界にふたりっきり。
手をつないでどこまでも行けそうな気がする。
ヨルダとふたり、どこまでも行けそうな気がする。
誰かと手をつないで行く。
それが、これほど自分に勇気を与えてくれるって事、忘れていた。
「誰かのために強くなりたいと願う自分」ってものを実感できる。
  
この世界がどうしてこうなのか、誰も教えてくれない。
どうしてこうなったのか、その理由は誰も教えてくれない。
そんな事どうでもいい。
いつまでも、この手を離していたくないと思った。
どこまでも、いっしょに行きたいと思った。
世界はいつもそこにあって、自分はそこに生きているって事が大事。
  
久々に、「ファンタジー」を体験した。
良いゲームだった☆
イコの世界は小さいものだったけど、その世界観は壮大だったように思う。
本当に久々に感じたファンタジー☆
  

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