セプテントリオン

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悲鳴が耳から離れない


このゲームって元は学生の卒業記念か何かで作ったソフトなんだそうです。
そのデキが良かったので、発売に踏み切ったと言うのを何かの雑誌で読みました。
そう!
よくデキてますよ、このゲーム!!
SFCの回転機能を余すところなく使っております。
「豪華客船沈没」って言うと、今でこそ「タイタニック」なんでしょうが、こちらは「ポセイドン・アドベンチャー」です。
グラフィックこそ地味ですが、書き込めば臨場感が出るってもんでもない・・・と。
このゲームはそれを教えてくれます。
主人公が4人の中から選べて、それぞれに最重要救出者が設定されてます。
何人救出できたとしても、自分にとって1番大切な人を見捨ててはベストエンディングにならないんですよ。
いや、その「大切な人」って言うのが「恋人」とか「家族」とかじゃない人もいるんですが・・・。
救えるのは7人だけ。
その人達と共に沈没していく船から、リアルタイムで60分で脱出する。
私が1番関心したのは・・・。
このゲームって「人に手を貸してあげる」って事ができます。
普通はできないですよね?
ただ、後ろをくっついてくるだけなのに・・・。
このゲームでは、ついてくる人が何かから落ちそうな時やに手を貸して助ける事ができるんですよ。
これってなんだか画期的!
ちなみに手を貸してあげないと、そのまま死んじゃう事も多数あります。
その時の気分の悪い事と言ったら・・・。
「なんで私は手を差し伸べてやらなかったんだろう・・・」
そんな事を考えて、ゲームなのにね・・・。
人の命とか、そういうモノを考えさせられます。
   
このゲームって「音」もいいんですよ。
悲鳴がね。
聞こえます・・・。
船は沈没していくので、どんどん傾いたり水が入ってきたりします。
その船の揺れの時に、どこかで誰かが叫ぶんです。
たぶん手を滑らせたとか、足が滑ったとか・・・、そういう事でしょう。
その悲鳴を聞くと「近くにいたら助けられたのに!」なんて考えてしまいます。
   
単独脱出エンディングもあります。
初めての時はそうでした。
・・・でも。
後味悪いですよ〜。
ゲームなのにって思ってても「人を見捨てて自分だけ助かったんだ・・・」って。
そう思わざるを得ないのです。
・・・っていうよりも、確かにそこには「誰かを見捨てて自分だけ助かろうとした」主人公がいるんです。
せめて、自分にとって大切な誰かはちゃんと助けたいって思いましたね。
   
いいゲームですよ、これ☆


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