サイレントヒル

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父から娘へ・・・


「なぜ、こんな事になったんだろう・・・」
きっと、主人公ハリーの気持ちはそんなものでいっぱいだったと思う。
  
たまたま娘が「サイレントヒル」に行きたいと言っただけなのに。
娘がそう言うから連れてきただけなのに・・・。
どうして・・・。
  
・・・って感じで始まります。
ムーピーはめっちゃ綺麗です!!
はっきり言って、映画並のクオリティを持っていると思います。
でも、別にそれを売りにしてないトコがサイレントヒルの良い所だと思いますね☆
  
霧に包まれた、先がほとんど見えない街を探索するのには骨が折れました。
ちょっと先にある目的地がわからなかったり。
ともすれば、自分自身の位置関係もわからなかったり。
聞こえてくるラジオのノイズが悪意の塊のように思えてきます。
実際、敵の位置を知らせるのにラジオのノイズを使った人には拍手を送りたいですね。
素晴らしいアイディアです。
これのおかげで、普通とは全然違う恐怖を味わう事が出来ました。
主人公が弱いのも良いですね〜。
よく、「バイオハザード」と比較する人がいますけれど・・・ちょっと違いますね。
あれは主人公があくまでも「警察関係者」だったり、「何らかの訓練を受けた者」ですから。
シェリーを操作しなくっちゃいけない恐怖がず〜〜〜っと続くのです。
そんな緊張感があります。
  
とにかく、別に敵は倒さなくても良いし。
逃げたかったら逃げてもいい。
・・・っていうか、むしろ逃げまくった方が良いかもしれない。
主人公の目的は「敵の殲滅」ではなく「行方不明の娘の探索」だから・・・。
その目的も終始一貫していて素晴らしかったです。
途中で目的を見失わない。
ただ、愛する娘を取り戻したいって親心だけで行動しているハリーには好感を持てます。
  
・・・で、探索ステージが現実世界と悪夢世界っていうのも良い☆
同じ場所なのに、全然違う。
基本的には表裏一体のようだけど悪夢世界には悪意とか憎しみとか悲しみが詰まっている。
クリーチャーが基本的に怖いです。
悪夢の結晶で。
学校の中で襲われた時、そんなに移動速度の速くない「それら」にたかられてどうしようかと思いました。
生理的に嫌悪感を抱くような感じのクリーチャーです。
いかに悪夢を見ている人間の心がせ蝕まれているのかわかるような嫌らしさ加減でした。
それは悪夢世界の全てにおいて言える事ですけれどもね。
  
とにかく!!
ワケもわからないままに巻き込まれちゃったハリーは、その父性愛だけで戦っていく。
その姿に愛情を感じずにはいられませんでした・・・。
  
・・・でも、私が泣いたのは看護婦リサが真実を知るシーンですけどね。
アレはゲーム史上に残る名場面だと思うのだけれど・・・。
どうだろう?
   

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