半原の馬渡から細野を通って経ヶ岳と仏果山の間にある半原越に出て仏果山に登るのが中津川側からのもっとも普通のコースらしい。そのコースのつもりで出かけたのだが、例によって頭の中にあるイメージで自転車のハンドルを取ったので気が付いたらオフロードの林道の行き止まり。そうか、さっき山裾を厚木方向にずっと水平に行く道を右に曲がったところで間違ったのだな。100m程先にはこの道とつながっていたはずの林道のガードレールが見えるが踏み跡はない。
塩川滝
今日は塩川滝に行ってからここに来た。
それでもその行き止まりには山の傾斜方向に『おいでおいで』と山を水平に巻くように踏み跡があり、谷を横切り、下刈りのされた杉木立の中を歩くのはなぜか心がはずむ。道はいったん車の通れる半原越につながっている林道にでるが、この林道も片方はすぐそこで行き止まりになっている。林道からの道は急な登りだが、膝下が枯れ葉に埋まってしまうような黄葉のモミジの間の道である。踏み跡まで落ち葉に埋まっていて下を見て歩いていると道がどこにあるのか解らないけれども、木々の上を見て紅葉を見ながら歩くと道を踏み外すことはない。木々は5葉のもみじが大半なのだが、今年、ここらあたりの紅葉は赤くなっているのはまれで1000本中999本は黄色である。それでも少しばかり傾いた日射しの中で輝く樹木は今この辺りが秋真っ盛りだということを静かに物語っている。途中、古い(馬渡〜秋葉山〜仏果山)標識がただ一つ。
息が少しばかり切れかかった頃、秋葉社にでる。平成元年に建てられた碑によると昔はそれなりの祠があったのらしいが、伏火の神様の祠は文久2年に焼失してからは小さな石祠となってここに鎮座しているとのことだ。そう言えば昔々、田舎の実家付近で火の不始末が重なったとき、父は遠州の秋葉社に厄払いと称して出かけていった事があるから御利益はあらたかな神様のはずだ。
秋葉社からはほどなく稜線にでる。分岐に小さな方向指示があるけど、この道を通る人は秋葉社を詣でる人の他にはあまりいないような感じがする。そこから仏果山の山頂はすぐそこで、頂上ではひとかたまりのご婦人達が秋の景色を鑑賞し愛でていた。
仏果山から宮ヶ瀬湖
写真省略
宮ヶ瀬からの仏果山
写真省略
先週、またまた新しい仕事を拝命した。 このテーマが動きだしたという噂話を来たときからきっと声がかかるだろということは想像したが、気乗りのしないテーマだ。いまやりかけている仕事もあるし、どうしよう。でも、決定済みと通告を受けると断れない。行く先がどのようになるのかいまいち定まっていないように思える開発テーマの取り上げ方が気に入らずとも、決定とあればやむなし。せめて声を掛けてくれたことに感謝しなければいけないのかも知れない。
当分今までのようには山には出かけられない状況が数年は続く予感がする。また振り返るヒマもない新製品の量産化の開発の忙しい日々に立ち戻ることになるのだろう。