ケルベラとは?
★ ケルベラは有毒植物
ケルベラはキョウチクトウ科の植物で、全草(
実、葉、茎、根、樹液等 )にアルカロイドという有毒物質を含んでいます。和名のオオミフクラギ、ミフクラギは樹液が目に入ると腫れるという意味がある他、海外で枝をバーベキューの串に使った人が亡くなったり、国内でもケレベラの実をかじった犬がひどいケイレンを引き起こしたという例があります。ケレベラを育てる時は小さなお子さんやペットの近くに絶対に置かないようにして下さい。万が一口に入れたり、樹液が目に入った場合はキョウチクトウ科の植物である事を救急隊や医師に連絡して下さい。
ケルベラを扱った後は手を良く洗う事をお勧めします。
★カタカナ表記について
ケレベラか、ケルベラと表記すべきか悩むところですが、学名がCerbera、流通名がCereberaになっていますので、当ページでは学名のCerberaのラテン語読みのケルベラと表記することにしました。ケレベラという名前はスリランカの現地で呼ばれる名前があまりかわいくないので輸入業者さんが付けた名前だそうです。流通名のCereberaはミススペル(赤のeが余分)なのかケレベラと読ませるために意図的に付けられたものかは不明です。
★ ケルベラとは?
ケルベラ
オドラン(
学名 Cerbera.odollam Gaerth
)は
キョウチクトウ科オオミフクラギという熱帯アジア、スリランカ、マレーシア等に自生する亜高木です。別名Yellow
Eyed Cerbera(花の中央が黄色いケレベラ)、Poison Apple
(毒林檎 [果実がリンゴに似ていて種子が猛毒なので] )、Pong
Pong (マレーシア名)、海檬果(台湾名)とも呼ばれます。(GoogleでCerbera
odollamを検索すると、海外の多数のページがヒットします。(^^;
)
日本では沖縄に同じ仲間のミフクラギ(オキナワキョウチクトウ)
が自生しています。こちらは、ケルベラ
マンガス( 学名 Cerbera.manghas L. )と呼ばれます。どちらも海岸近くに自生し、結実した実は落ちて海流で運ばれ、波に打ち上げられた所で発芽するようです。
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| ケルベラ・オドランとケルベラ・マンガス |
★ 育てて分かったオドランとマンガスの違い
2003/09/12
ケルベラ・オドランとケルベラ・マンガスは実の大きさの他にも、たくさんの違いがあります。ほぼ同じ条件で育てた両者の違いをまとめてみました。
| オドラン(オオミフクラギ) | マンガス(ミフクラギ) | |
| 節の間隔 | 粗(広い) | 密(狭い) |
| 最初の花芽が着く高さ | 約135cm | 約30cm |
| 開花 | 夕刻から夜 | 朝 |
| 蕾の開き方 | 花弁の先端から | 花弁の付け根から |
| 花の直径 | 約4cm | 約6cm |
| 花筒の長さ | 約1cm | 約3cm |
| 花の中央部の形 | 円形 | 花形 |
| 花の香り | 有り | 無し |
☆ 発芽しにくい理由と対策 2004/08/28 New !
奄美から持ち帰った未発芽のケルベラ・マンガスのうち1個は発芽したものの、残りは発芽する気配がありません。そこでサキシマスオウやテリハボク同様、殻から種を取り出して発芽試験してみる事にしました。2つの実から種を取り出し1つは種皮が付いたまま、もう1つは種皮も取り去って湿らせたティッシュに包んでおきました。種皮を取り去った種は2日で発根し始めましたが、種皮が付いた種は半月以上変化がありません。ケルベラは海流散布種子なので海を漂っている時に塩水を吸わないようになっているのでしょう。また、地上に落ちた場合も生育適期の春以降まで発芽しないようになっているのでしょう。種皮が付いたままの種も種皮を取り除いたら数日で発根し始めました。 この事から種殻と種皮を取り去れば容易に発芽するようです。
| 2004/08/08 種皮を取った種 | 2004/08/10 発根し始めた種 | 2004/08/21 根が地中に伸びた | 2004/08/28 発芽した種 |
| 2004/09/04 種が開いて生育中 |
ご注意:ケルベラの種子は猛毒です。種子を取り出す時は直接触れないようにして下さい。