発芽するか?ケルベラ・マンガスの実
ケルベラ・オドランはオオミフクラギと呼ばれるテニスボールサイズですが、日本にもミフクラギと呼ばれるケレベラの仲間がいます。これはケルベラ・マンガス(Cerbera manghas) という植物です。別名 オキナワキョウチクトウといいます。大きさはMサイズのタマゴ位でラグビーボールのような形をしています。
半年ほど前から、このミフクラギの実を探していたのですが、あちこちの植物園に問い合わせても入手方法は教えてもらえませんでした。ところが10月に入手できる事になり、13日に届きました。(ねこがためさん、moiさんありがとうございます。)
到着した実は2個が果肉が付いたまま、1個は果肉がほとんど無い状態でした。デジカメで撮影後、果肉をこすり落しました。ケレベラ・マンガスも海流散布種子なので、海を漂流するうちに果肉は腐敗して落ち、浜辺に漂着するころには果肉が無い状態になるのでしょう。また、多くの植物で果肉には発芽抑制物質が含まれています。
| 2001/10/13 届いた実 | 2001/10/13 タマゴサイズ | 2001/10/13 果肉を落して | 2001/10/21 用土と砂に |
| 2002/02/16 種が腐敗 | 2002/02/17 最後の1個 | 2002/05/03 片側の種が腐敗 | 2002/05/11 こちらもダメ(--; |
| 2004/07/05ミフクラギを発見 | 2004/07/10発芽開始 | 2004/07/10発芽発根してた物 | 2004/07/31生育は良好 |
2001/10/13 まだ全く発芽していないので発芽準備をしています。水の下の灰色は、水腐れ防止のゼオライトです。
2001/10/21 2つを鉢植えにしました。左は赤玉小粒+バーミキュライト、右は砂+ゼオライト少々です。残る1つは現状維持。
2002/02/16 あまりに変化がないので実を割って種を確かめてみました。種の殻がポコポコになっていて種は完全に腐敗していました。結局3つ共全滅です。(;_;)
2002/02/17 手持ちの最後の実は水に浸さず、果肉を取り除いた状態で、自然の土の湿り気で発芽を試みる事にしました。置き場所は水槽温室の中です。
2002/05/03 2ヶ月以上たっても発芽してこないので実を割ってみたら種が2個あり、片側の種は腐敗していましたが1個は無事のようで、再度植え付けました。
2002/05/11 植え付けた種も黒くなってきてしまいました。中を確認してみると発芽する部分がありません。これでは発芽しませんね。
また、マンガス(オキナワキョウチクトウ)の実が入手できたら再度発芽にチャレンジしてみます。
☆ 再チャレンジの時がやってきました。(^^;
2004/07/05 奄美大島で公園に植えられたミフクラギを発見。下を見ると去年落ちたと思われる実がたくさんありました。
2004/07/10 10日に未発芽の実が発芽発根しました。水に漬けておいたため根の様子が拾ってきた発芽発根した物と違います。
2004/07/10 こちらはすでに発芽していたり、発根していた物。実の形はさまざまです。落ちた実は翌年の夏に発芽するようです。
2004/07/31 左が東京で発芽した物、右は奄美で発芽していた物。両方とも10数センチに育っています。New !
☆「発芽するか?ケルベラ・マンガスの実」は発芽に成功したので終了とします。7/10に発芽したマンガスは「赤目のマンガスを咲かせよう」という新しいページで生育記録を継続します。前に開花したマンガスは花の中央が黄色(黄目)でしたが、今回の物は花の中央が赤(赤目)の物です。発根だけしていたアーモンド型の実も発芽したので、ホームページ「sukuraの部屋」のsakuraさんに育てて頂く事にしました。