花を長く咲かせるには


毎年暮れになると売り出されるシクラメンですが、買ってみると「咲いていた花の後咲いてこない」、「葉が黄色くなってしおれてしまった」という話をよく聞きます。どのように育てれば長く咲かせることができるか'99年の経験から書いてみました。
私が'98年の暮れに購入したシクラメンは数千円もする高価なものではなく、ホームセンターで980円という並のものです。

    98年12月下旬
購入した当時のシクラメン。
品種不明の大輪系ピンク花
で、底面給水鉢になっている。

1.買ってしばらくは環境に慣らす
売っているシクラメンのほとんどはハウス栽培で、温度や湿度をある一定の範囲に保って育てられています。ところが出荷されたとたんに、環境が変わり、生育が緩慢になったり、弱ったりします。このような事を少しでも防ぐため、最初の1週間程度は明るい室内の窓辺に置き、少しずつ外気を入れながらようすをみます。

2.日光不足と暖房は生育を阻害
シクラメンは日光を好みますから、置き場所は1日に最低3時間は日の当る場所にします。但し、閉めきった室内は、かなり温度が上がりますから、換気をよくするか、外気温が10℃以上ならベランダ等戸外に置きます。夜間は室内に取り込みますが、高層の集合住宅等は暖房を切っても室温が下がりにくいので、暖房の無い部屋に置きます。
( 生育適温:昼間15〜20℃、夜間8〜15℃で、昼夜の温度差は10℃以内 )

3.水やりと肥料
シクラメンは鉢内の過湿を嫌います。底面給水鉢の場合はタンクに水が無くなったら2/3程補充します。普通鉢の場合は土の表面が乾いて、鉢が少し軽くなってから球根にかけないように水やりします。量は鉢底から流れ出す位で、鉢皿にたまった水は必ず捨てておきます。肥料は月2〜3回水やりがわりにハイポネックスやアルゴフラッシュ等の液肥1000倍液を与えます。

4.シクラメン生育のようす

99年2月中旬 99年4月下旬 99年5月上旬(最も花が多い)
99年5月下旬(植え替え後) 99年6月上旬(最後の1花) 99年7月中旬(夏越し開始)


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