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| 揖屋(揖夜)神社 死の国への入り口出雲国風土記「黄泉の国」 |
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| 日本最古の歴史書である「古事記」は和銅8(712)年に、天武天皇の命で作成されました。 ”天地(あめつち)のはじめの時」の書き出しによる国造り神話からスタートする「神々の物語」は、読むと神秘的な響きが聞こえる中、その人間的な臭さにも興味をそそられます。 |
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神代七代の最後の神。イザナギとイザナミは、神話における初めての夫婦です。名称に使われている「イザナ」は誘うと言う意味で、「ギ」は男性を表しているといわれます。(漢字で書くと⇒邪那岐命、伊邪那美命) イザナギとイザナミの国生みの際には、次のような会話がされたそうです・・少し意味深な会話です♪⇒「あなたの体はどんな風に出来ているのですか?」イザナミに尋ねると、「私の体は、一つだけ足らないところがあります」と応えました。イザナギは「私の体は、一つだけ余っているところがあります。私の余っているところと、貴女の足らないところをあわせてみたらどうでしょうか?」と誘うと、イザナミは恥らうように首を振っりました。二人は天御柱を回って、結婚する事になりました。しかし、その時に女性であるイザナミから声をかけてしまったため、骨の無いヒルコが生まれてしまいました(蛭子神:イザナギとイザナミが最初に生んだ子で、骨の無い奇形児が生まれた)。悲しんだ二人は、ヒルコを葦の船に乗せて流してしまうのです。(このヒルコは摂津国(兵庫県と大阪府の一部にまたがる地域)・西宮に流れ着いたとされます。平安時代末期になると蛭子は七福神の恵比須と同一視され、その崇拝の中心地が、兵庫県の西宮神社です)。 その結果を反省してあらためて相談した二人は、天津神に意見を聞く事にしたのです。天津神の助言にしたがって、今度は男であるイザナギからイザナミに声をかけることにしました。そして結ばれた二人は、本州、四国、九州など八つの島々を次々と生み出しました。 国生みを終え、さらに風、水、海、山、草など次々に神を生んでいく、その数35神に上りました。しかし、ホノカグツチを生む際、イザナミは陰部を焼かれ命を落としてしまうのです。怒ったイザナギはホノカグツチの首を切り落としてしまう、そこからまた何体かの神が生まれました。 イザナギは、出雲国(島根県)と伯耆国(鳥取県)の境にある「比婆山」にイザナミを葬りました。 自分の妻の死後もイザナミを恋しく思うイザナギは、黄泉国へイザナミを迎えに行きます。しかし、イザナミは「もう自分はこの国の食べ物を食べてしまったのでもう戻れません!」と告げるのです。落ち込んでいるイザナギを見てイザナミは次の様にイザナミは慰めたのです⇒「黄泉国の神様に相談して、戻れるかどうかもう一度聞いてきます。その間、決して覗いたりしないで下さいね」。 しかし、かなりの時間が過ぎ、待ちきれなくなったイザナギはついに約束を破ってしまうことになります。そして、覗き見たのは・・・、なんと8柱の雷神が体に付きまとい、ウジの湧いたイザナミの死体ではありませんか!。恐ろしくなってイザナギは逃げ出してしまうのです。自分の夫に約束を破られ恥をかかされたしまったイザナミは、魔物とともに後を追いかけてくるではありませんか。身に付けているものを使って色々な食べ物に変え、逃走を続け、何とかヨモツヒラサカまで逃げ延びる事が出来ました。 そして近くにあった巨大な岩でヨモツヒラサカを塞いでしまったのです。岩をはさんで、イザナミが「お前の国の人間を一日1000人殺してやる」というと、「それならば私は、一日1500の産屋を建てよう」とイザナギは言い返しました。 黄泉国から帰ったイザナギは、日向の橋の阿波岐原で、体を清めました。そこから沢山の神が生まれるのです、左目をすすぐとアマテラスが、右目をすすぐとツクヨミが、鼻をすすぐとスサノオが生まれました。 イザナギの最期の地は、『古事記』によれば、近江の多賀か淡路の多賀だと言われています。 |
| ■イザナギが黄泉の国から逃げ帰るとき、追いかけてくるイザナミや黄泉の国の魔物に、身に着けていた「くし飾り」や「くしの歯」を投げ捨て、ぶどうや、タケノコにかえて、それを魔物たちが食べているうちに黄泉の国の入り口までたどり着きました。最後に黄泉比良坂の下に生えていた3つの「桃」を投げつけると、ついには魔物は退散しました。 ⇒今も、黄泉比良坂には一本のヤマモモの木があります。 |
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| 古事記に記されている『黄泉比良坂』の比定地 揖屋神社から東に1km位。国道9号線沿いに「黄泉比良坂比定地」と言う看板が立っています 米子から来ると、揖屋の町に入る坂の頂上を下った所の左手に看板があります そこから案内標識に従って約300m進むと10台ほどの駐車スペースがあり、小さな公園に整備されています ![]() 地図 黄泉比良坂には1940年(昭和15年)に石碑が建てられ、隣接して大きな岩が3個並んでいます これが、黄泉の国の入り口をふさいだ千引(ちびき)の岩で、その先が黄泉の国となります |
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| 黄泉の国 | ||||||||||||||
| 日本神話の死の国。ここで煮炊きされた食べものを一口でも食べると、現世には帰れません イザナギの妻、伊邪那美が支配しています。暗く、邪霊などが住み、黄泉平坂(よもつひらさか)で現世と分けられています 黄泉の国は正しくは黄泉国(よもつくに)と読みます 黄泉の国は黄泉神が支配していたのですが、いつのまにか伊邪那美がその座におさまっています 黄泉の国の「黄泉」には「夜見(暗くてじめじめしているの意味)」の字が当てられることもあります 黄泉の国は死んだ者が行くところですが、そこには地獄と言うイメージは無く、伊邪那美が黄泉国の支配者になってから出来たものです ■イザナミは女性の守り神として「揖屋(揖夜)神社」の祭神となっています。 |
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