馬体の見かた

ここでは一口馬主の出資馬選びの時の馬体の見方についてのコーナーです。
うまく見える写真やビデオ、動画等から将来を予測するのでパドック以上に難しいはずです。
ということもあり、まだこれといってです。
まずは馬体についてかかれている本でもあさって10月の終わり頃に途中経過を報告をしたいと思います。
ロードの来年度募集があることには進歩していたいところです。
お勧めの本やみなさんの馬体の見方のポイントがありましたら掲示板のほうまで書き込み願います。

今回は著者境勝太郎氏の[今回は馬体診断]必勝の極意(日本文芸社)から一口馬主のパンフレットの写真からでもよみとれるような部分の抜粋という形でご勘弁願いたいと思います。
@馬見の基本は「馬に惚れるな」
これは境氏が清水茂次調教師に「馬に惚れるなよ。惚れこまず、冷静に吟味するこいと。それが大切だ」をいう教えを受けたそうです。
惚れ込み過ぎるとあばたもえくぼにならないようにする心構えが大切であると解釈しました。

A先入観を捨てて無心で見るべし
馬体そのものを見るときはいっさいがっさいのデータや数値を忘れたほうがいい。馬見は理屈ではない。感覚の領域である。
一口馬主募集馬選びでは血統やコメントなどは無視してみたほうがいいと解釈しました。

B兄弟の七光りにだまされるな。
どんなに金をかけても名牝や名種牡馬を交配しても、走る馬が出るとは限らない。運良く素質をもった馬が生まれたとしても、何しろ生き物である。
無事に成長できるかどうかわからない。また、高値の期待馬には管理の難しさもつきまとう。致命的な故障などしないように、極端な言い方をすれば恐る恐る使わなければならなくて、ギリギリまで絞り、目一杯仕上げることがなかなかできなかったりする。(中略)
その意味でもパドックや立ち写真でつぶさに馬体を吟味するという作業は、意義が大きいと思う。それはまさに1頭1頭の個性を吟味すること他ならない。ダービー馬の弟だろうがサンデーサイレンス産駒だろうが馬体ができていない馬は買ってはいけないし、未勝利しかでていない系統の馬でも走れる体をした馬がいたら思い切って買うべきだ。確かに競馬は「血で走る」一面も否定はできないが、血を越えるドラマがあるからこそ面白い。

C最大のチェックポイントは馬体のやわらかさ
馬体の見方を言葉で説明することは、実は非常に難しい。馬の体は一般論では片付かず、あくまでもケースバイケースであるからだ。
例えば脚はまっすぐ伸びているほうがいいがまっすぐでなくても走る馬がいる。格好の例がサンデーサイレンスだ。この馬は飛節の部分が曲がっていて、感心しない。産駒にもこれが伝わって同じような脚をした馬が多い。ところがこれがよく走るのだからわからない。サンデー産駒に限っては飛節が曲がっていてもOKということになる。
馬身のもうひとつの難しさの理由は、感覚的な領域のためだ。一応の基本があっても結局は見る人の好き嫌いという面がある。(中略))どこまでわかっていただけるか自身がないが一応の基本をお話するとしよう。まず、最大のポイントは馬体の柔らかみ、柔軟性であろう。(中略)馬体のやわらかさはプロならば立ち姿だけでもわかる。(中略)トウカイテイオーの歩様は後肢が天を向いた。あれほど柔らかい馬はそうはいないがじっと観察していればその馬の柔らかさがわかるだろう。

D踏み込みとは何か
踏み込みとはあるくときに、後ろ足が前足と比べてどの位置まで踏み込まれるかを見たらいい。前脚より、後脚のほうが前に出るくらい深く踏み込む様子を踏み込みがいいという。踏み込みのよさは体の柔らかさやバネにとも関係しているから、潜在能力を測る大きな目安といっていいと思う。
とこがうまくいかないものでこうした馬ほど故障になかされることも多い。並みの馬ならパンクするほどの瞬発力がないものを、なまじ能力があるから壊れるまで走ってしまう(以下略)

Eサラブレッドの理想の体型とは
理想的な馬の体はパ−ツごとにまとめるとざっとこうなる。
ます、知りはどっしりでかいほうがいい。サラブレッドはトモ(後躯=尻と後脚)が命だ。
肩は寝肩。人間で言えばなで肩でいかり肩よりも走る。肩がすっと寝ている分、脚が余計に伸びるからだろうか。
意外なポイントとしては鼻の穴の大きさというのがある。大きいほうが酸素をたくさん取り込めるのか、肺活量が大きいものだ。このチェックポイントはかなり確率が高い。入厩させる馬ヲ選ぶときも、私は鼻の穴を見て、小さい馬よりは大きい馬を選んできた。ホントだ。
毛づやは持ちろぬ尽くし鋳物を選ぶ毛づやにさがでるのは手入れの差などではなく、内臓の状態が深く関係している。ピカピカに輝いている馬は内臓が丈夫で、いくらブラッシングしてやっても毛づやがさえないのは馬の内臓が悪い場合が多い。ちなみに毛づやが判断しづらいのが芦毛馬である。栗毛や黒鹿毛の馬が日を浴びると文字通り輝いて見えるのに芦毛は毛づやがいいのかどうか、よくわからない。加えて芦毛は太く映ることもあり、ほかの色の馬と比べて、よく見えないのは確かだ。


 以上で[今回は馬体診断]必勝の極意からの抜粋は一区切りとする。この他に名馬のここがよいや馬体診断の実例など役にたつことも多いのでお勧めの本である。パドックなどはおおいに役立つと思います。
 本来この本は一口募集馬の診断用ではないため少し補足を僭越ながらいれておく。
 Cではプロならば立ち姿だけでもわかる。の見分け方が載っていなかったことが残念である。これがのだがこれは募集馬の写真で判断するときのポイントとなると思われるので今後の課題にしたい。
 Dの踏み込みに関してはそのときの調子もあるので1回みただけでは判断できない意味も含まれていた。
 境勝太郎氏や日本文芸社の皆様にはとても感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。