| 近視手術については普通のQ&A集はたくさんあります。 杉田眼科 とか、 南青山アイクリニック とか、 こやのせ眼科クリニック とか。でも「めだまカフェ」は普通の答えでは物足りないマニアの声に応えて一歩つっこんだQ&Aを作ってみました。 |
| ■RK, PRK, LASIKって何? 詳しい解説は 南青山アイクリニック におまかせして、ここではざっと説明。ダイアモンドナイフで角膜に切れ目を入れるのがRK、エキシマレーザーを当てて角膜中央部分をけずるのがPRK、一度角膜を薄く切ってめくって、そこにエキシマレーザー当ててまたフタをかぶせるのがLASIKです。 近視の矯正にはICLやICRSなどその他の方法もあり。今はLASIKが主流と言えるでしょう。 PRKが少数派、RKはごく少数派です。 なお、近視でなく、遠視の治療としてはCK (Conductive Keratoplasty) が 米国FDA(日本の厚生省に相当)に2002年4月、承認されました。 refractec社のサイトを参考に。 |
| ■本当に安全な手術ですか? この質問はたいへん多いです。まず、事故の起きない自動車がありえないように100%危険のない手術は世の中にありません。手術による合併症がどこまで減ったか、それを冷静に判断すればよいわけです。 次に、屈折度数(近視と遠視)がゼロになる成功率と、それ以外の合併症(痛みや濁り)の話はかならず区別 しなくてはいけません。眼科の医者自身で近視の手術をうけた人も結構います。私が今思い付くだけで四人、LASIKを受けたB先生とT先生、PRKを受けたT先生、RKを受けたN先生です。私の知る限りでは四人とも現在幸せな生活を送っているようですが。近視の手術を受けた眼科医は手術が100%安全ではないことを知っていても自分なりに「ここまで安全だ」という判断で手術をうけています。例えば絶対に事故のない飛行機が作れない、絶対に落ちない航空会社がないように、100%事故のない病院というのもありえませんから、高い技術と良い環境の施設でも何かの事故はあるわけで、トラブルが起きた際の対処が、経験の多い医師、技術の高い看護婦、注意深い事務職員、といったメンバー次第では良い結果 になったり悪い結果になるという事です。 (飛行機もトラブルがすべて死亡事故になるわけではありません)(2002年追加)私が読んで印象強いのは 西眼科病院 でのLASIK合併症の報告です。 自分の施設で手術合併症の起きた数を述べて、その後大事に至っていない事を淡々と説明している点が、科学的かつ良心的と思います。 なおLASIKの統計として手術後1週間で裸眼(メガネなし)で視力が1.0出た人の比率というは非常に高いのですが、この数字イコール「手術に満足した人の割合」とはいえないことも大切です。手術の「安全の度合」と「満足の度合」も区別 して考えて下さい。(2001年と2002年に更新) |
| ■眼科医にメガネの人もいるのはなぜ? メガネとコンタクトと近視手術にそれぞれ長所と短所があるわけです。「週刊金曜日」の記事(2000年3月ごろ)では「メガネをかけた医者は信用するな」という極端な説が書いてありましたが、ここまで先入観を固めて医者を選んじゃいけません。例えばマイナス1D(ジオプタ), マイナス2D(ジオプタ)の近視の人にはたいていLASIK手術をすすめません(コンタクトで充分見えるしメガネなしでもそこそこ見える)。また45才以上で老眼を自覚している人もあまり近視手術は望みません。そして値段。「3万円のめがねをなくすのに手術が40万円は高い!」ごもっともです。価値観は人それぞれですからね。だからメガネを愛する眼科医もいるんです。近視手術で有名な坪田一男先生がメガネを使っているのは、彼自身が強いドライアイのためです。 自分の眼にLASIK手術を受けた眼科医は例えばビッセン宮島弘子氏、そして大高功氏などがいます。なお「ジオプタ」については 「視力はこう読む」を参考に。 |
| ■どの医者が一番うまいの? 残念ながら全国の眼科100軒を見て回ることはできません。病院の選び方を書いてみます。自分で「近視手術の施設一覧」を見て、2軒は足を運んで、何ジオプタの近視かをきいてメモして、(裸眼視力だけじゃあダメ)そして「この病院で何人手術しました?何人が裸眼視力1.0達成しました?追加手術をうけた人は何割?手術担当医師の経歴は?」という具体的な質問をしてみましょう。追加手術は、全体の1割から2割くらいは受けているのが普通 です。このくらいきつい質問をだしてもいいんです。何10万円も払う大切な手術なんですから。近視の強さと「ジオプタ」については 「視力はこう読む」を参考に。マイナス3ジオプタ(-3D)くらいまでが軽い近視、-6Dから-9Dが中くらい、-9Dより強いのが強い近視と考えてください。 |
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■片目30万円は高い。もうけすぎ? これも経営のむずかしいところですが、一ヶ月に10人くらいの患者だと片目30万円両目60万円でも赤字になるみたいです。(一ヶ月30-40人なら黒字?)エキシマレーザー機械が7000万円、その他機械が1000万円、機械維持費が年500万円、その他人件費、土地代(家賃)もたっぷり、これを支払うには月600万円でもなかなか苦しいといえるかもしれません。今アメリカと日本のLASIK料金はそんなに激しい差はないみたいですからね。日本の近視手術の施設、噂をきいた限りではまだまだ赤字部門というところも多いみたいですよ。(つまり他の眼科医療の黒字で補ってるのでしょうかね) |
| ■レーザーはNidek, VISXどっちが高性能? 僕もはじめは追求しようかと思っていたんですが、結局LASIK手術の出来、 不出来を決めるのはエキシマレーザーの機械よりもマイクロケラトーム (はじめに角膜を薄く切る機械)のよしあしとか、医者の腕のよしあしのように思いますので、 その後詳しくしらべていません。すんません。 ただし、VISX社もnidek社もソフトウェアの改良を何度かしていますので、 レーザー一括照射からフライングスポットに変わったり眼球追尾機能が増えたりと 同じ機械でも徐々に改良されています。つまり同じ施設でも、あとで機械にアップグレードを加えて 機械の性能があがったりしている事はあります。 近視手術施設の一覧にはひとつの目安にnidek, visxを書いていますが、これを別に参考にしなくても結構です。 (2003.1.18) |
| ■軍人やパイロットに屈折矯正手術は? 稲葉眼科の 「米軍における屈折矯正手術の現状」が大変よい記事です。要約すると米軍ではPRKがパイロットを含めて認められており、 LASIKはごく一部認められている。過酷な環境ではLASIKのフラップが問題、という内容です。さて日本では、 エアフライトジャパンや JAL採用情報や 航空身体検査Q and A のページを見ると、日本の2005年の現状では 航空法でPRKもLASIKも認めていないようですから日本でパイロットになる条件は米軍パイロットよりも厳しい、という状態のようです。 (2005.10.22) |
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韓国のLASIK施設が2001-2003年にかけて日本語サイトを出しています。 ミョンドン眼科クリニック、
ク・ヒョンナム眼科、
ドリーム聖母眼科、以上2001年夏で3件、また、
「バルグンセサン眼科」、
「ソウルナビ」(表紙>エステ>眼科の)「ソジュンハンヌン眼科」、
「ク・ヒョンナム眼科」、
もあります。(後半3件は2002年春調べ。旅行案内の一部も含む。)またハワイやUSA
本土でも日本語案内付きのサイトが増えてきました。(現地在住日本人のためもあり)
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2000.5.25作成、2005.10.22更新、 [目次へ] |