我が家の2号 (2番目の子) の円盤状半月板損傷の治療
2005年
3月手術が決まる
通院
2006年
半月板手術2
MRI,手術前検査など
入院のしおり
自立支援医療 ( 旧育成医療 )について
治療経過 術後の診察
'05 3月 半月板手術、入院
2005年、3月に子供の半月板手術が決まった。
以前から足が痛い、曲がらないということで、成長痛かと思い近所の外科の診療所にて受診。
問題ないといわれていた。
がやはりかなり辛そうなのでS病院を受診。半月板損傷との診断を得た。
これはMRIでないとわからないということ、大きな病院でないと診断できない。
X線撮影、NMRの費用はここをクリック
毎年の手術に一体今年は何円用意しておけばいいかネットで調べる。
が、「手術料」との検索にヒットするのは美容外科の手術料のみ。
どうして一般の手術などの値段がこうもわからないものかと思う。
また手術を受けるS病院のホームページをくまなく探索。
医療福祉室があるのを見つけた。
なんでも相談できるような感じ。ここを利用して不安なことを聞こうと決心。
再診のとき医師に医療相談を受けたい旨を伝えた。
うまく伝わってなかった、各受付に何度か出向きやっと相談できた。
費用の見積もり、一連の診療における保険点数を知りたいと伝えて聞き入れられた。
この医療相談の窓口は本当に庶民にとってありがたいものだった。
医師、受付など忙しくて相談など しどころではない。
じっくり話を聞いてもらえ、またいろいろな情報をアドバイスしてもらえるこの相談窓口はあまり世間の人に知られてないと思う。
この相談窓口の利用で今回の診療についての満足度がかなりあがった。
S病院で治療を受けることに決めて良かったという気持ちになる。
今回の入院の過程をきっちり把握しネット上で公開します。
3月24日入院
手術のインフォームドコンセント
疾患名
右膝円盤状半月板 外側半月板損傷
半月板というのは膝の関節で軟骨と骨とのクッションのようなもので普通は半月の形をしている
この半月板が生まれつき円盤状の人もいる(1〜3%)が 次男はこのタイプとのこと。
こういう人は大体が半月板損傷になる。
膝がまっすぐに伸びないとか引っかかるとか痛みが出るとかの症状、スムーズに歩けない。
子供は膝が伸びなくなり いつもびっこを引いている。
この症状をなくすためには手術で損傷部分を取り除くしか方法はない。
このままほっておくと悪くなる一方。
また関節軟骨を痛めて将来 足が不自由になることもある
症状をなくすには手術以外の方法はない。
方法
鏡視下で半月板を亜全摘 (全部とるのではなく部分的に摘出)
膝関節部分に小さな穴を2、3箇所あけて内視鏡、医療器具を入れて半月板を除去。
除去後、半月板をそこから取り出す。
半月板は耳たぶのような柔らかいものなので小さな穴から取り出せる。
取り出しにくいようなら1cmほど切開する。
リスク
麻酔 下半身麻酔のため吐き気など
全身麻酔ではないのでそれほど心配ない。
手術時間が長くなるようなら (予定は約2時間) 全身麻酔に移行する。
関節内部への感染
アトピー性皮膚炎を持っていると感染しやすい (もろ当てはまる)
もし感染したなら再処置 (関節内洗浄)
対策として点滴で抗生物質を落とす
膝の曲がり具合、痛み
100%もとのように伸びるとは限らない。 現状よりは良くなる。
リハビリしだい
再発について
今回除去した部分はなくなるので損傷することはない。
残った部分は普通に生活する限りほぼ損傷することはない。
半月板の外側は血管もあるので再生できるが内側は再生不能。
よって損傷したら治らないので除去以外症状をなくすとはできない。
半月板損傷の玄人になれるくらい知識を吸収。患者参加型の医療でした。
満足!
3月25日 手術
下半身麻酔の予定が、痛みに耐えられなかったようで全身麻酔に変更
手術時間2時間の予定が3時間半に延長
2時半から6時までとなる
後で聞いたところ 半月板が普通の人より大きかったとのこと
術後2時間後にあたる8時半には飲み物OK
10時半には食事OK 普通食
全身麻酔なので一晩くらいは頭をあまり起こさないほうがいい
手術後点滴
点滴は手術、次の日、2日目、3日目朝、夕方一本ずつ
手術費用についてはここをクリック
3月26日
手術の次の日から 松葉杖で移動OK
手術の次の日の松葉杖での移動は、ベッドから降りることが難しいくらいだった。
手術した足が重くて動かせない。
3月28日
リハビリテーション開始
松葉杖もスムーズに使えるようになった。
でも日に日に良くなっていきました。
3月29日
小児科 喘息の治療も始まる
日誌 喘息のページにあります。
4月2日 退院
退院の日に支払い明細をもらう。
今回はデビッドカードなので、キャッシュカードさえ持ってきておればOKとたかをくくっていた。
ところが松葉杖、足を固定するニーブレス(寝るときだけ固定)を借りて返らなくてはならない。
保証料として6000円+7000円が必要。
次回の診察時にこれらを返すのでそのとき返金してもらえる。
松葉杖に6000円必要なことは子供も把握していたので料金を用意していた。
がシーネはしらねー。
ということで、結局郵便局に走らなくてはならなかった。
デビッドカードなので現金は要らないと思っていたのに…。
やはりこういうことは退院前日には教えてほしい。
そういえばクリ二カルパスが思ったほど詳しくなかったなあ。
帰りに医療相談室による。
入院前の料金明細がばっちり用意してある。
やはり頼れる人はソーシャルワーカーさんが一番!誠実!!
入院料金などについては半月板手術に ここをクリック
退院後 家に電話あり、イヤホンを持って返ってないかとの事。
おいおいイヤホンは調子が悪いからとナースステーションに持っていったとき、今は替えのイヤホンが無いからと机の引き出しに入れたのでは?
変わりにイヤホン、家から持って行ったよ。
その旨を伝える。
看護師の人数少なくて大変なのはわかるけど、諸連絡とかメモしたりして繋がるようにせんといかんのでは??と思う。
4月6日 外来診察
抜糸
松葉杖、ニーブレスを返す。
学校体育はまだだめ。後は普通の生活でよいとのこと。
風呂はOK
次回3週間後に予約
4月30日 外来診察
外来診療
学校体育は接触スポーツ以外ならOKとのこと
長距離歩いたりなどは まだしないほうがいいとのこと。
太ももの太さが手術した足33cm 健康な足38cmとかなり違う。
筋肉をつける運動を指導してもらう。
悪くなってかなり時間がたつ。
その間 びっこを引いて歩いていたのですごく筋肉が落ちたようだ。
また膝を曲げると痛みがある。
膝が完全に伸びないし、まだ痛みもある(手術前よりはかなり伸びる)
1ヵ月後予約
6月
外来診察
ほぼ良くなったとのことで 外来に来なくていいということになりました。
びっこを引くことはもうなし。
ただ太ももの太さの差が回復しない。
でも中学生だしこれから運動したら大丈夫とのこと。
これで一件の落着
半月板損傷:再び
2006 1月
外来受診
一件落着したはずだった半月板損傷。
しかしながら 落ちがあったのです。
生まれながらの 円盤状半月板は なんと もう一方の足にも・・・・。
05年 10月ごろより 膝が カクカク鳴っていたようです。
親に話を切り出したのは 06年1月
喘息で 外来受診のときに 整形外科にも行きました。
早速
*X線で 異常ないこと
*膝が 結構 回りにも分かる音で カクカク 鳴っていること
*生まれつきの円盤状半月板は 両足にあることも多いこと
かなりの可能性で 半月板に損傷を起こしかけている 可能性がある。
次回NMR で診断確定という結果となりました。
もう、笑うしかない。
今度は 新たに育成医療を申請して、 医療費免除にチャレンジしてみようと思います。
| 診察料 |
投薬料 |
画像診断 |
合計 |
自己
負担金 |
| 0 |
0 |
3300 |
3300 |
990 |
外来
診察料 |
|
膝X−P
撮影料+診断料
3回 |
画像
記録用
フィルム
B4 |
デジタル
映像化
処理
加算 |
|
|
| 0 |
0 |
2160 |
19.4×2
=390 |
750 |
|
|
330点から 詳細な料金を 分析しました。
シャッター3回で 同じフィルムに 違う向きでの撮影を入れたようです。
200床以上の病院では 同日診療の料金は 再診料720円一回のみです。
こんなに丁寧に 診察を受けているのに こんなに安いとは・・・
医師のやる気もわかないだろうと思います。
診察せずに 指導料まで取る開業医 (これは悪徳な場合に限る)
しっかり診察して きちんとした説明もしているのに診察料も無い病院のお医者様・・・・
はっきり言って矛盾しているとしか思えない!!!
2006年 2月 検査MRIのみでの受診
半月板は、レントゲンでは分からないため MRIを撮ります。
以前の受診のとき MRIの検査の仕方の説明プリントをもらったのでそれに従って 受けました。
それには 受付から どこに行って検査をしたらよいか、当日や前日に食べ物などで気をつけなければならないこと等が書かれています。
料金
| 診察料 |
投薬料 |
画像診断 |
合計 |
自己
負担金 |
| 0 |
0 |
20020 |
20020 |
6010 |
外来
診察料 |
|
MRI
四肢 |
画像
記録用
フィルム
339×9
|
画像
診断管理加算2 |
コンピューター画像診断料 |
|
|
| 0 |
0 |
11600 |
3051 |
870 |
4500 |
|
|
2月中旬 外来診察 MRIの結果
MRI の結果を聞きに行きました。予想通り、円盤状半月板の損傷。
Dr.に
大きな円盤状の半月板であること
MRIの結果から 必要ないところの 半月板は もうぼろぼろになっているだろうとのこと
事実 画像では 手術したほうの膝の きれいな影像と異なり 白くぼやけている ( ささくれているような 半月板が写っていました。
膝を曲げるたびに ボキボキという大きな音がして 看護師、Dr. 本人、親 もう笑うしかないって感じでした。
手術以外の方法があるかという質問に
はっきりと 「無い」 との答え。
3月下旬の手術予定を組みました。
「手術は喘息があるため 脊椎麻酔のほうが望ましい
前回は ちょっと半月板が大きくて 長引いたので 全身麻酔になったが、今回は 必ず短時間で手術するから脊椎麻酔にしよう
また 7日で退院させる」
とのDr.のお言葉でした。
また 以前聞いて知っていた 育成医療のことを思い出しました。
先天的な異常があり、そのままはなっておくと何らかの障害が出ることにつながる場合、「育成医療」という医療費の助成を受けることができます。
担当Dr.に 育成医療のことを切り出すと、「受けることができるなら受けたらいい。」
とのことでソーシャルワーカーさんに電話で予約を入れてもらいました。
帰りに 医療相談で ソーシャルワーカーさんに 申請の仕方を教えていただき、書類が整ったら、保健所に届ける予定になりました。
4月から 育成医療も今は親の所得によって負担額が決まる ( 現在 普通の世帯では無料 ) のが1割負担となるそうです。
同じ手術も2回となると もう余裕です。
今回は しっかりエンジョイしようと 親も子も 張り切っています。
2号は 家で 病院での暇つぶしに 何を持っていこうかと 早々と模索中です。
| 診察料 |
合計 |
自己
負担金 |
| 720 |
720 |
220 |
外来
診察料 |
|
|
| 720 |
|
|
30分くらいの診察でしたが220円のみ
大病院の威力 患者本来の医療の推進
「入院のしおり」について
「入院のしおり」をもらいました。
前回と同じかと思い ページも開きませんでしたが、 見てみたところ
中身がまったく異なっていました。
前回のしおりは ありきたりの
・入院の手続き
・用意するもの
・費用について
とかいった内容でした。
今回のしおりは
病院の理念
基本方針
・
・
・
患者様の権利と責務
個人情報保護
入院についての用意するものなどはQ&Aのコーナーが設けられており より分かりやすい内容となっていました。
特に 「患者様の権利と責務」 に着目
当院では、個人の尊重を保持し、次に掲げる患者様の権利を尊重します。
@ 良質で安全な医療を公平に受けること
A 十分な説明と情報提供を受けること
B 他施設の医療者の意見(セカンドオピニオン)を求めること
C 治療法などを自らの手で自由に選択し、決定すること
D 自分の診療録など診療情報の開示を求めること
E 個人情報やプライバシーの保護を受けること
などが患者の権利として尊重する旨が述べられています。
責務としては
@ 患者様自身の健康に関する情報を正確に提供すること
A 十分理解できるまで質問し、納得して医療を受けること
B 他の患者様の治療や職員による医療提供に支障を与えないこと
当院では、患者様とよりよい信頼関係で結ばれた医療が行われるよう、患者様の権利を尊重します。
患者様には、私たちと力を合わせ、治療に専念していただき、1日も早いご回復を心よりお祈りいたします。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 |
このようなことが明示してあれば 安心して治療を受けることができます。
それにしてもこのような機能認定病院と 開業医のモラル、医療レベルの差っていったい???
育成医療についてはここをクリック
入院、手術 3月下旬
今回の入院で驚いたことは前の年に比べて クリ二カルパス (治療計画書) などが充実していたことです。
それゆえ、患者署名をしなければならない書類は多かったですが、患者が治療に参加させられている感じがしました。
手術前に確認したのは
「手術室で本人に 名前を言わせてくれるのか??」 ということ
どこかの 国立の病院で患者取り違えもあったので 本人にも 「○○です。」 と名前を名乗るように諭しました。
手術の時は リストバンドをつけ、本人に名前を言わせる様にしていると 確認しました。
治療計画、クリ仁カルパス、看護計画など 各書類については ここをクリック
手術の時、本人は脊椎麻酔だったので カメラを通しての手術の影像を診ることができたのですが、目が悪いため何も見えなかったとの事。
後日担当医に ビデオの貸し出しなどできないかとたずねたら 「できない」との事。
目が悪いのでせっかくの手術を診ることができなかったと訴えたら 「後日 写真を見せる」 と言ってもらえました。
どこかの手術では 患者にビデオを渡すところもあるそうですが、岡山ではまだまだそこまでではありません。
松葉杖を貸し出ししてもらい退院。
抜糸がすんだら ほとんど普通の生活に戻ります。
術後の診察
4月
抜糸後診察がありました。
まだちょっと関節に水がたまっているとのこと、関節をいじくったので生体防御反応みたいの事が起こる用です。
ほぼ元通り関節は曲がるようになっています。
次回1ヵ月後に予約
診察料は 70点 1割負担で(自立支援医療のため) 70円
6月 外来
関節にたまっている水はまだ治まっていなかったので、今回関節穿刺を行い、水がたまらないようにする薬剤を入れました。
最近 関節が じんじんするとか言っていたので 関節の違和感がたまった水のせいだったのでしょうね。
1ヵ月後に 予約
関節穿刺があったので処置料290点
今回どんな薬剤を使ったのか より明細な点数の分かる領収書を希望、次回までに用意してもらいます。
7月 外来
前回と同様に 関節に水がたまっていたので、関節穿刺で水を抜きました。
他に変わったことはなし
足の太さ、曲がリ具合等調べて 様子観察
外来診療料70点+関節穿刺80点=150点
8月 外来
今回は 水もたまっておらず、 ほとんど気になることはなしです。
次回 冬休みに 受診して経過観察
半月板が悪かった時には 50m走で9秒〜10秒だったのが、 手術後 7秒台になっておりびっくりでした。
今まで 足が遅いのは生まれつきと思っていましたが、半月板のせいだったのでしょうか?
外来診療料70点のみ
| 診察料 |
合計 |
自己
負担金 |
| 70 |
70点 |
70円 |
外来
診療料 |
|
|
| 70 |
|
|
10月
足が急に痛くなって受診 関節の中に水がたまり 動きが悪くなっていました。
水がたまるということは何らかの炎症が起こっているとのこと
薬剤注射で様子を見ます。
| 診察料 |
処置料 |
合計 |
自己
負担金 |
| 70 |
290 |
360点 |
360円 |
外来
診療料 |
関節穿刺 |
薬剤 |
|
|
| 70 |
80 |
210 |
|
|
関節穿刺 (80点) 関節内注射 (80点) を行ったのですが、主たる物ひとつの算定なので 80点
| 薬剤名 |
単価 |
薬効 |
| アルツ・ディスポ |
1885/アンプル |
ヒアルロン酸ナトリウム
コラーゲンのような物 |
| デポ・メトロール20mg |
215/アンプル |
ステロイド |
|
2100円→210点 |
|
すごく高い薬にびっくり・・・
そのためか すぐに痛み、腫れが治りました