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遠近両用メガネ
遠近両用メガネは、多焦点レンズともいいます。
1つのレンズで、2つまたはそれ以上異なる度数(焦点)を持ったレンズです。
わかりやすく言いますと、
「遠くを見るのに適した度数と、近くを見るのに適した度数が一枚のレンズの中に収まるように合成して製造されたメガネレンズです」
主に、40代以降の年齢のかたのためのメガネレンズです。
遠近両用の種類には、大きくわけて
@1枚のレンズに2つの度数を持たせたレンズ「二重焦点レンズ」
A1枚のレンズに連続して累進的に度数を持たせた「累進レンズ」
があります。

これらのレンズはいちいち眼鏡をかけはずししなくても、1枚のレンズで遠方視、近方視あるいは、中間距離も明視できる利点があります。しかし反面、足元がぼやたり、視野が狭かったりのデメリットも持ちあわせています。
こちらにお入りください。↓(クリック)

| 遠近両用メガネの種類と特徴 |
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特徴 |
長所 |
欠点 |
| ●二重焦点レンズ |
遠用部と近用部にさかい目があるレンズです。 |
二重焦点レンズには種類がいくつかあり、累進レンズに比較して、近用部分の視野が広くとれるタイプがあります。
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中間距離にピントが合いづらいので。足元がぼやけて見えるときがあります。
他人からの見かけがよろしくありません。 |
| ●累進レンズ |
遠用部と近用部にさかい目のないレンズです。 |
遠用部と近用部のさかい目がないので、中間距離にもピントがあいます。
他人からの見かけもいいです。 |
遠用部と近用部の度数差が大きくなるにつれて、中間部分及び、近用部の視野が狭くなります。
度数により、像の歪みが感じられます。
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それぞれのレンズに一長一短がありますから、用途、目的に応じてレンズを選択してください。
といいましても、現在40歳代のかたで、二重焦点レンズを購入されるかたは非常に少ないです。
やはり、見かけで敬遠するかたが多いですね。
しかし、近用部が見やすくて視野が広いという大きなメリットがありますので、中間距離をあまり必要としないデスクワークのかたなどには最適なレンズです。
現在、遠近両用メガネの主流は累進レンズです.
当店で販売している遠近両用の90%ぐらいは、累進レンズになります。
累進レンズの性能は、日進月歩で進化してきて使いやすくなってきていますが、その一方で、累進レンズは「使えない」、「使いづらい」という声も聞きます。
それは、累進レンズの調製には熟練した技術が必要だからです。
最終的には、レンズがどれだけ進化しても、上手に合わすのは技術者の腕です。
もちろん、光学的、力学的に問題なく作ったとしても、上記の累進レンズの欠点がゼロになるわけではないので、累進レンズがすべての面で万能というわけではありません。
・乗り物に酔いやすいかた。
・神経が繊細で、環境の変化に馴染みづらいかた。
・矯正視力の弱いかた。
・不同視眼のかた。
などの累進レンズの調製は、難しい場合があります。
「不同視矯正の遠近両用は、単焦点の場合よりも、処方も調製もずっと難しい」のですが、しかし、だからといって累進レンズを使うことをあきらめないでください。現に私の眼は不同視眼ですが、累進レンズを使いこなしています。
神経の繊細なかたも、私にご相談ください。私も神経質ですからきっとお力になれると思います。
遠近両用レンズは上手に使いこなせば、とっても便利な道具です。
当店は の会員店です。
遠近両用(累進レンズ)の処方
累進メガネを作る場合は、累進メガネに適した度数調製が必要になります。
遠くの度数と近くの度数を測定しただけでは、ダメなんです。
そのかたに、適した「加入度数」をキッチリと測定していきます。
「加入度数」とは、遠用部の度数と近用部の度数との度数差のことです。
たとえば、遠用部の度数が+2.00Dで、近用部の度数が+5.00Dならば、加入度数は+3.00Dということになります。
この加入度数をどれぐらいにするのかが、累進メガネを作る上で重要なことになります。
加入度数が強ければ強いほど、累進メガネの欠点もでてきますので、見え方と視野を考慮に入れて処方します。
また、累進レンズのタイプや種類によって、加入度数を調整していきます。
当店は、累進メガネのタイプや種類別のテストレンズご用意していますので、実際に体験していただいて加入度数や、種類をきめていただいています。
←当店の累進テストレンズです。
累進テストレンズで実際に見え方などを体験することは、非常に重要なことです。
装用テストでは、調整をした度数で、実際に体験をしていただきます。、メガネを掛けて歩行をしたり、遠方の景色や、近くのモノなどを見ていただきます。この時に、度数に対する違和感や見え方をお尋ねいたします。「なんだか足元がこわい」、「柱などが、少しかたむいて見える」、「見え方がいまいちだ」とか、ご遠慮なくおっしゃってください。ここからは、お客様の判断に委ねる部分が多くなりますので、お時間をかけて、ゆっくりと装用テストをしてください。
調整度数で、違和感もさほど感じず、見え方にも問題がなければ、度数はあっさり決定できるのですが、往々にして、「見え方はいいけど、違和感がある」、「違和感は少ないけど、見え方がいまいちだ」ということがおきます。そんな時は、浜田 清が30年の眼鏡士歴を生かしたアドバイスをいたします。
度数の選択は、最終的にはお客様のご判断に委ねますが、見え方優先か、違和感の軽減を優先するかの判断に迷われたときは、ちょっと先の事も考えて見え方を優先された方がいいかもしれません。(ケースバイケースですけど)
*眼科では、遠見度数と近見度数を測定しただけで、累進メガネの種類別の加入度数を考慮に入れずに、遠近両用の処方をするところが多いです。
また、実際にメガネとして調製する累進レンズの装用テストは困難です。
ですから、眼科の眼鏡処方箋での遠近累進メガネは作りづらい・・・・という面があります。
つまり、遠用と近用の度数は適正だとしても、その度数のまま遠近累進メガネにすると「具合が悪い」ということが起こりがちなのです。
事例
眼鏡処方箋をご持参のお客様です。
お客様の使用目的などをお聞きしますと、遠近累進メガネが適していました。
しかし、処方箋には遠用度数の記入しかありません。
このままでは遠近累進メガネは調製できません。
再度、眼科に行っていただくという方法もあるのですが、「遠近累進メガネは、当店で測定させていただいたほうが、当店は安心して作ることができます」とご提案しました。
もちろん、その場合はお客様との共同作業でメガネを調製することになり、お客様と当店の共同責任ということになります。
責任の所在がハッキリしますから、その点でもお客様にとって好都合です。
お客様のご判断で、当店処方で遠近累進メガネを調製することになりました。
それで、遠近累進メガネを調製するための詳しい検査をしていくことになりました。
検査の過程などは、こちらをご覧ください→「眼鏡調製報告書」
眼科には「当店が調製責任を持ちます」と同じ内容の報告書を送りました。
遠近両用累進レンズの種類
遠近累進レンズにも、種類があります。
それぞれのレンズに、やはり一長一短がありますので、使用目的、使用頻度などを考慮に入れて適切なレンズをお選びください。
それぞれのレンズを使い分けるのも、いい方法です。
こちらにもどうぞ→「職業や趣味、用途用法にメガネを合わせる知恵」
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一本のメガネで手元から遠くまで
スムーズ、快適。 |
室内での仕事、家事や趣味の時間が快適。 |
読んだり、書いたり、パソコンしたり。
デスクワークが快適。 |
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遠近両用メガネは、実際に測定者が遠近両用を掛けている、遠近両用メガネ調製の知恵を持った、熟達した処方技術を持つ眼鏡技術者に検査をしてもらって、作るのがよいのです。
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