ガラスレンズの知恵                  高知 メガネのハマヤ 本文へジャンプ
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ガラスレンズのメリット

眼鏡レンズの素材は大きく分けると、プラスチック素材とガラス素材になります。
プラスチックレンズの特性は
・軽い
・われにくい
・染色が自由にできる
・くもりにくい
などの長所があります。

反面、ガラスレンズに比較して
・傷がつきやすい
・光学性能が劣る
・厚みがでてくる
・長持ちしない
・歪やすい
などの欠点もあります。ですから、ガラスレンズは
・強度近視のかた
・明るい画像を求めるかた
・傷がつきやすいお仕事のかた
・長~く使いたいかた
などのかたにおすすめです。今の主流は軽いプラスチックレンズですけど、ガラスレンズも「ウスカルフレーム」に入れると、けっこう軽く作ることができます。

ウスカルフレーム「シンメトリー」にガラスレンズとプラスチックレンズを加工した場合です。
プラスチックレンズ
屈折率1.6
プラスチックレンズ
屈折率1.7AS
ガラスレンズ
屈折率1.8
ガラスレンズ
屈折率1.9
S-8.00D 厚み 3.2mm
重さ 2.0g
厚み 3.0mm
重さ 1.9g
厚み 2.5mm
重さ 3.8g
厚み 2.4mm
重さ 4.2g
S-9.00D 厚み 3.7mm
重さ 2.0g
厚み 3.4mm
重さ 1.9g
厚み 2.8mm
重さ 4.1g
厚み 2.6mm
重さ 4.5g
S-10.00D 厚み 3.8mm
重さ 2.2g
厚み 3.5mm
重さ 2.1g
厚み 3.0mm
重さ 4.3g
厚み 2.8mm
重さ 4.7g
S-11.00D 厚み 4.3mm
重さ 2.2g
厚み 4.0mm
重さ 2.1g
厚み 3.2mm
重さ 4.5g
厚み 3.0mm
重さ 4.9g

軽さの点でいえば、やはりプラスチックレンズが軽いですから、軽さを追求するかたはプラスチックレンズを選んでください。
総合的に考えれば「ガラスレンズのほうがメリットが大きい」と思われるかたは、ガラスレンズを選んでください。

ガラスレンズの気になる点はレンズの重さですが、たとえばS-10.00Dの強度近視のかたでもシンメトリーに入れますと、片眼5g弱でいけます。両眼でも10gありません。
この重量は、お顔に掛けられても重さはまず気にならないと思います。
なにしろ、10gは100円硬貨二つ分しかないのですから。
シンメトリーが約10g(サイズによって若干重量が異なります)になりますから、メガネ全体の総重量でも約20gで仕上がります。

シンメトリーのレンズ軽く薄くする効果は凄いです( ^)o(^ )


ガラスレンズとプラスチックレンズの比較長短については、下記のサイトもご覧ください。


http://usukal.biz/erabikata.html

←S-13.00以上あるかたに、シンメトリーにガラスレンズ(屈折率1.9非球面レンズ)でお作りいただきました。

フレームからのレンズのはみ出しも、ほとんど気にならないぐらいの薄さで仕上がっています。
←S-12.00以上あるかたに、シンメトリーにガラスレンズ(屈折率1.80非球面レンズ)でお作りいただきました。

メガネ全体の総重量は21gで仕上がっています。
←屈折率1.70以上のガラスレンズをお買い上げのかたに、メガネのズレ落ち防止「ピタグラス」をサービスしています。

このように目立ちませんので、メガネのデザインを損なうことはありません。

ガラスレンズの長所も考慮に入れてレンズ選びをしてください。
当店はガラスレンズが適切と思われる方には、ガラスレンズをお勧めしていきます。



屈折率 アッベ数 比重 視感透過率
プラスチックレンズ 1.74 31.0 1.47 97.0
1.70 36.0 1.41 98.5
1.67 31.0 1.37 98.0
1.60 41.0 1.32 99.0
ガラスレンズ 1.90 30.0 3.89 99.0
1.80 34.4 3.65 99.0
1.70 40.0 3.21 99.0
1.60 41.0 2.63 99.0

当店販売レンズの代表的なレンズ素材の3要素と視感透過率です。
・「屈折率」は光が空気中を進む速度を1として、他の媒質を進む速度の割合をあらわしたものです。
同じ度数なら、数値が大きいほどレンズは薄くなります。
・「アッベ数」は光の分散能の逆数をあらわしたもので、分散能は色収差のでる大きさを示したものです。
アッベ数はこの逆数を示したものですから、数値が大きいほどレンズ周辺での色収差が少なくなります。
・「比重」はある物質の質量を比較するのに、どれだけ物質が重いかを比較したものです。
数値が大きいほど重くなります。
・「視感透過率」は簡単にいいますと、可視光線(550nm付近)がそのレンズを通ってどれだけ透過するか、ということになります。
数値が大きいほど透明度が良くなります。


まとめますと、数値が大きいほど
屈折率はレンズが薄くなり
アッベ数はレンズの色ズレが少なくなり
比重はレンズが重くなり
視視感透過率はレンズが明るくなります。


■ガラスレンズのフレーム選び

ガラスレンズのフレーム選びは、ガラスレンズに適応したフレームを選んでください。

・フチなしフレームなどのレンズがむき出しになっているフレーム
・テンプル(腕)の作りが細く、華奢でメガネバランスが悪いフレーム
・超弾性フレームでテンプルのフィッティング調整が困難なフレーム
には、ガラスレンズは適応しません。

つまり、ガラスレンズはできるだけバランスのいいフレームを選ぶことによって、ガラスの欠点である重量感を少なくして、ズリ落ちの少ない、快適な掛け心地のよいメガネにすることができるのです。

お勧めのフレームは、しっかりしたフレームで、フィッターの意のままに、お顔を抱え込むようなフィティング調整が容易にできるフレームです。


↑ガラスレンズにお勧めの「大人の眼鏡」です。


↓昔ながらの「PLANITANフレーム」に昔ながらのガラスレンズを入れるのもお勧めです。
長持ちすること請け合いです。



↓こちらのフレームもガラスレンズには相性がいいです。
日本製の「手造り眼鏡」です。
「手造り眼鏡」は材料にも徹頭徹尾、選りすぐりの物を吟味し、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げています。




テンプルが形状記憶合金のフレームにガラスレンズを入れました。
度数が強くないかたは、テンプルがやや細手のフレームでもOKです。
使用レンズは、屈折率1.60のガラスレンズです。
テンプルはやや細手のフレームですが、コメカミ付近を強く押さえることなく、お顔を抱え込むようにテンプルをフィッティングし、耳の形状に合わせてキッチリ整え、耳のうしろのへこみを巧く「そらし」をつけて、丁寧にフィッティング調整をすることによって快適な掛け心地になっています。
度数はS-3.00Dで、メガネの総重量は22gで仕上がっています。



度数がS-7.00D、屈折率1.60のガラスレンズでお作りいただきました。
ウスカルフレームに入れて両眼で8gで仕上がっています。
屈折率1.60のガラスレンズは¥20,000以内でお求めになれます。
メガネ全体の総重量は24gになりました。キッチリとフィッティング調整をすれば、重さはまず気になりません。
斜位を矯正するプリズム入りレンズですが、レンズの厚みは鼻側3.4mm、耳側3.1mmで仕上がっています。
PD(瞳孔間距離)、プリズム量、メガネサイズを考慮に入れて適切なウスカルフレームに入れていただきました。
レンズのはみ出しも気になりません。
アンダースッキリ加工をしていますので、レンズ下縁の白い全反射も気になりません。




屈折率1.52のガラスレンズでお作りいただきました。
アッベ数は59もあります。
ガラスレンズは光学製品としては優れモノです。


■ガラスレンズの価格

ガラスレンズは、普通レンズと薄型レンズ、超薄型レンズ、超々薄型レンズ、超々々薄型レンズとあります。
度数がそんなに強くないかたが、超薄型のレンズを購入しても意味がありません。それは超薄型レンズは、弱度では超薄型のメリットである薄くなる効果もあまりありませんし、超薄型レンズは普通レンズに比較してレンズの明るさが落ちるなどのデメリットもあります。(高いモノを購入したという満足感は、でてくるかもしれませんが・・・)


当店は、度数に応じて適切なレンズをおすすめしますので、ご安心ください。(意味のない高いレンズはおすすめしません)

<遠近両用でないガラスレンズの場合>
●あまり度数の強くないかたは、1組(両眼)¥10,000までのレンズがおすすめです。

●そこそこの度数のかたは、1組(両眼)¥20,000前後ぐらいのレンズがおすすめです。

●度数の強いかたは、1組(両眼)¥40,000前後ぐらいのレンズがおすすめです。

●強度近視のかたで、より薄いレンズがお望みのかたは、1組(両眼)¥50,000前後のレンズがおすすめです。


なお、遠近累進レンズ(さかい目のいない遠近両用レンズ)はガラスレンズの種類は少ないです。



■ガラスレンズにも快適コートがつけられます。
ガラスだってはじけたい!
水をはじくためヨゴレがふき取りやすく、また水ヤケの心配も軽減されます(SHCは油もはじきます)。更に、水や油をはじき、スベリ性が高い為、指紋等のヨゴレもふき取りやすい!(水ヤケ防止コートも従来より向上しております)
SHC〔超撥水・防汚コート〕
水ヤケの心配が軽減されることはもちろん、スベリ性が非常に高く、油もはじき
ヨゴレがふき取りやすく非常に快適!プラスチック素材では、非常に普及しているコート。
HPC〔撥水コート(水ヤケ防止コート)〕
プラスチック素材では、ほぼ標準となっているコート。ガラスにも付けることにより、
今までより水ヤケの心配が軽減されます。

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