検査情報について 2


40歳以上のかたで、近用メガネを調製するのには近用検査が必要になります。

では、近用検査の手順を説明いたします。

1.使用目的距離をお尋ねいたします。使用目的距離は用途に合わせて、度数を設定していきますので、非常に重要なことです。
たとえば、
●読書用に、40cmに合わす
●パソコン用に、50cmに合わす
●細かい作業用に、30cmに合わす
など、用途に合わせて、正確にリーディングチャート(近用視力装置)(写真 1)を使用して、測定していきます。

2.近用の眼位の検査をしていきます。白い灯りと赤い灯り(写真 2)を使用して、眼位のズレがないかどうかを調べます。白い灯りに対して、赤い灯りが上下にズレて見えていたり、左右にズレて見えていたらお答えください。

写真 1

写真 2

3.使用目的距離に調整した度数で、実際に近用のモノ(写真 3)を見ていただきます。実際にお客様がご使用になる距離で見て、少し遠ざけたり、少し近づいたりして、見え方の変化も確認していただきます。この時に、再度度数の微調整をいたします。

写真 3

4.レンズのタイプには、近用専用レンズ、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、近近両用レンズと各種ございますので、お客様の用途に合わせて、調整いたします。
それぞれのタイプで、奥行きの見え方、視野の横幅が異なります。

5.レンズタイプが決まりましたら、実際に決定したレンズタイプで、歩行をしたり、いろんな距離のモノを見ていただきます。いずれにいたしましても、レンズには一長一短がありますので、どこで、妥協できるのか、妥協ができなければ、複数使用するなどのご判断をしていただきます。

6.装用テストで、レンズのタイプとレンズ度数が決定しましたら、お選びいただいたフレームで眼の位置を決めます。お客様の使用目的によって、正確に瞳孔位置の設定いたします。

7.眼の視機能を最大限発揮しなければいけない時は、近くのモノを見るときです。近方視の眼球運動が円滑に行なわなければ、「モノがハッキリ見えない」ばかりか、「疲れやすい」などの眼精疲労を起こします。
近くを見るメガネって、とっても大切ですから、真剣に近用メガネ選びをしてください。もちろん私も真剣に検査いたします。